小学1年生が「ロボットプログラミング」を体験 レゴブロックで車型のロボットを作る 明日葉「渋谷区クラブ事業コーディネート」

株式会社明日葉は3月29日、渋谷区の学童で小学1年生17名を対象に「ロボットプログラミング教室」を実施したことを発表した。


先生の指導を受けながらロボットを作ってプログラミング

ロボットプログラミング教室は渋谷区幡代小学校の放課後クラブを利用している小学2年生・3年生各20名を対象に毎月隔週で実施している。今回は小学1年生を対象に初めての教室を開催した。ロボットプログラミング教室では車型の走るロボットを一から組み立て、タブレットを使ってロボットを動かすプログラミングを行った。一人一台のロボットとタブレットが用意され、子どもたちはタブレットに映し出された説明書を見ながら、レゴブロックの細かいパーツを一つ一つ繋げていく。似たようなパーツもたくさんある難しい作業を先生のサポートを受けながら着々と組み立てた。


基礎の部分ができあがると、子どもたちは余ったパーツを使って思い思いの装飾を施し、オリジナルのロボットを完成させた。ロボットが完成した後はタブレットを使ってプログラミングを組んでいく。先生から走る速度や距離などを変えるプログラムが説明された後、子どもたちがプログラムに挑戦し、ロボットをコントロールする。


プログラミングを学んだ後は、仮想道路の上を実際に走らせてみる。ゴール地点に到達するには、どれぐらいの速度や距離で走るプログラミングを組めばいいか、子どもたちは話し合いながら実践していた。教室を終えた子どもたちからは「ロボットを思いどおりに走らせられるのが楽しかった」「2年生になっても続けたい」などの声があがった。



今回の教室は、明日葉が運営する「渋谷区クラブ事業コーディネート」の一環として実施した。クラブ事業コーディネート業務では、2020年度から希望児童に対して月謝制の継続プログラム(有料)を開始。放課後クラブに参加する子どもたちが豊かな放課後を過ごせるよう、プログラミング・理科実験・英会話・スポーツなど、さまざまな体験の機会を提供している。今年度からはさらに学べる科目を増やし、子どもたちに質の高い充実したプログラムを提供していく。




株式会社明日葉について

明日葉ではMake A Smile!を合言葉に、子どもたちと子育て家庭、地域のみんなの笑顔を創り出すお手伝いをしたいという想いから、学童保育所、放課後子ども教室、児童館、パブリック施設(男女共同参画センター、高齢者福祉会館、コミュニティセンター等)を運営している。子どもや家庭を取り巻く環境が大きく変化する中、子ども自らの「育つ力」と家庭の「育てる力」を社会全体が支援することが必要となっている。子育て支援は働く親の家庭だけではなく、全ての子育て家庭に対して必要とされるものとの視点に立ち、留守家庭児童を対象とする学童保育に留まらず、地域子育て支援に力を入れている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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