AVITA アバターオンライン接客サービス「AVACOM」を提供開始 特殊な機材不要でアバターの表情や身体を動かせる

AVITA株式会社はデジタルヒューマンやキャラクターなどのアバターを活用したリモート接客サービス「AVACOM」(アバコム)の提供を2022年4月27日より開始することを発表した。


アバターオンライン接客サービス「AVACOM」

「AVACOM」は少数のオペレーターが多数の拠点のアバターを操作することで業務を効率化する。キャラクターやデジタルヒューマンなどの多様なアバターを使用でき、アバターの表情や身体を動かすのに特殊な機材は不要。また、オペレーターの顔出しでの接客のほか、自動対応と有人対応の切り替え、接客データの取得・解析による接客の可視化と教育やマーケティングでの活用も可能。

店舗での接客の様子

アバター操作中の様子

複数拠点での接客イメージ



AVACOMで利用可能なアバターの一例

AVACOMでは人間そっくりのバーチャルヒューマン、アニメのようなキャラクター、動物などのマスコットなど多種多様なアバターをTPOに合わせて提供している。企業ごとに服装などをカスタマイズしたり、オリジナルのアバターを新規開発することも可能。AVACOMでの利用はもちろんのこと、SNSでの活用や映像制作など様々な用途での活用をサポートする。



「AVACOM」でアバターの社会実装を加速

少子高齢化による労働人口減少の課題や新型コロナウイルスの影響によって生活様式が大きく変化する中、DX(デジタルトランスフォーメーション)がますます求められている。AVITA株式会社はこれまで様々な企業と協業し、アバターを活用した接客効果の検証や人々の新しい働き方の実現に取り組んできた。

同社は「Virtualize the Real World」(実世界の多重化)をビジョンに掲げ、人々がメタバースとリアルの垣根を超えて多様に働ける社会の実現に向けて、アバターの社会実装を加速させていくために、アバターリモート接客サービス「AVACOM」を正式に提供開始する。「AVACOM」はAVITA株式会社代表取締役CEO兼CTOであるロボット学者石黒浩氏の20年以上の研究成果を活かして開発しており、豊富な実証実験の経験とノウハウを活かしたアバター接客の効果を最大化するためのインタラクションデザインのサポートも行っている。

関連サイト
AVACOM(アバコム)

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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