
トヨタ自動車が2018年に販売終了したコミュニケーションロボット「KIROBO mini」、現在でも多数のユーザーが利用している。
現行サービスはクラウド(サーバ)に接続することで対話を実現しているが、昨今の技術革新と端末の高性能化により、スマホアプリ単独でもサーバ接続時と遜色ない対話ができる目途が立ったことより、同社は、現在、この新アプリを今秋に配布開始できる様、開発を進めていることを発表した。
新アプリでは、ネットに接続しなくてもKIROBO miniとの対話が可能になる(利用料無料)。また、今までKIROBO miniと共に育んできた思い出や成長を、新アプリへ引き継げる「思い出ダウンロード(DL)」も提供する。
新アプリ提供に伴い、現在の有料サービスは2022年12月末をもって終了。また、2023年12月末で新アプリの配布や修理受付などを終了することも発表した。
アプリの比較
現行KIROBO miniアプリは、インターネット接続をしてKIROBO miniと対話が可能(利用料税込350円/月)だったが、新アプリでは、スマホアプリのみで対話を可能にした。また、利用料も無料となっている。
思い出ダウンロード(DL)について
思い出DLすることにより、新アプリでも、今までKIROBO miniと共に育んできた思い出や成長を引続き利用することが可能だ。なお、新規利用者は思い出DLの実施は不要となっている。
今後のスケジュール
新アプリ提供に伴い、現在の課金して利用する有料サービスは、2022年12月末をもって終了する。また、2023年12月末で新アプリの配布、動作端末案内、修理受付などを終了するが、その後も新アプリ導入済スマホを使ったKIROBO miniとの対話は可能となっている。詳細については、改めて9月頃に、適合機種や操作方法などを案内するとのことだ。
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トヨタ、ロボット「KIROBO mini」を販売終了へ クリニックは継続
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トヨタ自動車株式会社
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