保有している電気自動車 メーカー第1位は?保有後のメリットデメリットは?スパコロがEVユーザー意識調査の結果発表
ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロは、長く愛される・話題のサービス・商品から、独自の選定を行い【認知率】~【利用率】のアンケートデータを発信しており、2022年12月21日に全国20~69歳の電気自動車保有者171名を対象に実施した「ユーザー意識可視化調査 電気自動車編」の結果を発表した。
その結果、保有している電気自動車のメーカーは、他のメーカーを大きく離し、日産が一位となった。また、電気自動車の購入理由は、コスト要因が上位に入った。その他、電気自動車に乗っているメリットには走行性の良さに関する項目が多く挙げられ、逆に、“充電関連“・“走行距離関連“について不満があることがわかった。
走行性を評価するも、悩みを抱えている
同調査からは電気自動車ユーザーはコストを意識して電気自動車を購入する人が多いこと、走行性を評価する一方で、航続距離・充電スポットについての悩みを抱えていることがわかった。また電気自動車ユーザーのうち約半数は次の車の買い替え時も電気自動車以外に乗り換えることを考えているという結果がでた。様々な業界でSDGsへの対応やデジタル改革が重要視されるようになった昨今、車産業でもカーボンニュートラル対応や自動運転技術の導入などの改革が急速に進められているように感じられる一方で、今回の調査結果の「電気自動車ユーザーが次に購入する車のタイプ」でみられたように発展途上の技術を利用した結果、思わぬデメリットを感じてサービスからの離脱してしまいそうなユーザーも少なくない。
保有している電気自動車のメーカーは?
全国20~69歳の電気自動車ユーザーにきいた保有している電気自動車のメーカーは、上位から「日産(日産自動車)」(41.5%)、「ホンダ(本田技研工業)」(11.1%)、「三菱(三菱自動車工業)」(8.8%)、「レクサス」(4.7%)が続いている。電気自動車の保有割合では他のメーカーを大きく引き離し、日産が1位となっていることがわかる結果となった。
電気自動車を選んだ理由は?
電気自動車ユーザーにきいた電気自動車の購入理由は、上位から「補助金が出るから」(42.7%)、「ガソリン代がかからないから」(38.0%)、「環境に配慮しているから」・「電気自動車が主流になりつつあると感じたから」(各32.2%)という結果に。電気自動車の購入要因では“コスト要因”が上位に入る結果だった。
電気自動車に乗っていて満足している点は?
電気自動車ユーザーにきいた電気自動車に乗っていて満足している点は、上位から「走行音が静か」(36.3%)、「ガソリンスタンドに行かなくて良い」(33.9%)、「維持費が安い」(33.3%)、「走りがなめらか」「燃料費が安い」(各32.2%)という結果に。“走行性の良さ”に関する項目が上位に並ぶ結果となった。
電気自動車に乗っていて不満に感じている点 は?
電気自動車に乗っていて不満に感じた点は、上位から「充電に時間がかかる」(38.0%)、「充電スポットが少ない」(30.4%)、「充電の残量が不安になる」(29.8%)、「価格が高い」(28.7%)という結果に。上位には“充電関連“・“走行距離関連“の項目が挙がっており、いまだ電気自動車ユーザーを悩みのたねとなっていることがわかる。
電気自動車ユーザー、次に乗る車は?
電気自動車ユーザーにきいた「次に車を購入する際の車のタイプ」の質問では、「電気自動車(53.8%)、「ハイブリッド車」(18.1%)、「ガソリン車(レギュラー)」(12.9%)、「ディーゼル車(軽油)」(5.8%)、「水素自動車」(4.7%)、「ガソリン車(ハイオク)」(3.5%)、「その他・わからない」(1.2%)という結果に。継続して電気自動車に乗る人が約半数、それ以外の人は別のタイプの車に乗り換える予定であることがわかる結果であった。
▼調査概要
名称 | スパコロ『ユーザー意識可視化調査 電気自動車編』 |
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調査方法 | 全国 20~69歳電気自動車保有者を対象としたインターネットリサーチ |
調査期間 | 2022年12月2日(金)~2022年12月3日(土) |
有効回答数 | 171名 |
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株式会社スパコロ