北里研究所病院が外科手術支援ロボット「Hugo」(ヒューゴ)を国内初導入 患者の身体的負担軽減と治療結果の向上に期待

学校法人北里研究所 北里大学 北里研究所病院は、2023年1月7日に最新の外科手術支援ロボットである日本メドトロニックの外科手術支援ロボット「Hugo RAS システム」(ヒューゴ)を導入したことを発表した。Hugoの導入は国内の医療機関としては初となる。


Hugoは、2022年12月8日より販売が開始された、国内最新の外科手術支援ロボット。泌尿器科、婦人科における腹腔鏡手術に使用される。同病院の腹腔鏡手術においては、2007年内視鏡手術センター開設以来今日まで、外科をはじめ泌尿器科、婦人科にて多くの腹腔鏡手術を行ってきた。Hugoの導入により、出血量や術後の疼痛も少なく入院期間が短縮するなど、多くの患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させる事が期待できる。(関連記事「メドトロニックが最新の手術支援ロボットシステム「Hugo」を公開 X線設備付き研修トラックやMR技術など5つの最新医療ICT体験会」)


導入にあたって、同病院院長 渡邊昌彦氏は次のように述べている。

渡邊昌彦氏

当院は、「心ある医療」(患者さま中心の全人的医療)という理念の下、先進的で良質な医療を提供するため2007年より内視鏡手術センターを開設し、様々な分野で低侵襲手術を積極的に導入して参りました。今回、内視鏡手術を進化させるため最新鋭手術支援ロボット ヒューゴを導入いたしました。これにより、これまで以上に患者さんに最高水準の安全で精密な治療を提供して参ります。

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