エキマチ一体でロボットと共生する未来の街「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」へ!ロボットやアバター多数参加の体験イベント「Playable Week」開催

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、高輪ゲートウェイ駅の開業3周年記念イベント「Playable Week 2023」を2023年3月10日~3月12日に開催することを、同年2月16日に発表した。

同イベントは、エキマチ一体でロボットと共生する未来の街「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」に触れる3日間となっている。

同社は、2025年3月の「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」の開業に向けて、新たな文化・ビジネスが生まれ続けるまちづくりをより一層進めていくとのことだ。

【「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくり 概要】
品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)として、「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりを推進している。江戸の玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たな文化・ビジネスが生まれ続ける街を目指している。MICE施設、オフィス、商業等を含む複合棟Ⅰおよび高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末(2025年3月)に開業し、その他の棟(複合棟Ⅱ・文化創造棟・住宅棟)および各棟周辺エリアを2025年度中に開業する。




「Playable Week 2023」について

同イベントでは、「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりを通して実現を目指す「100年先の心豊かなくらし」の体験を目的として「-Play×Future-」をコンセプトに、ロボットやアバターとの共生をはじめとしたさまざまな未来の街体験を先行して実験する。3月10日には、オンラインカンファレンス「TokyoYard Conference 2023」を開催。「日本と世界を繋ぎ構築する“知のプラットフォーム”」「文化・ビジネスを生み出し続けるエコシステム」「未来の街で目指すダイバーシティ&インクルージョン」という3つのテーマから、多彩なゲストとのクロストークを通して、皆さまとともにまちづくりを考えるきっかけとする。


▼同イベント概要

開催期間 2023年3月10日(金)~3月12日(日)
開催場所 高輪ゲートウェイ駅、TokyoYard Building(港区高輪2-21-42)




イベントコンテンツについて

「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」では、先端技術の活用により、ジェンダーや年齢・国籍・障がいの有無などに関わらず、誰もがこの街で交流を楽しみ、活躍できる未来を目指しており、同イベントでは、参加者にロボットやアバターと共生するエキマチに触れてもらうため、街の開業に先行して駅の中や様々なイベントコンテンツにおいて実験的に活用する。



▼ロボット例

Scrubber 50 Pro 業務用全自動床洗浄ロボット。高機能なセンサー類を搭載し、障害物や人を検知し衝突を回避。従来のロボットが入れない通路も走行し、駅や商業施設などのタイル床を安全に自動で清掃する。
※メーカー:Gausium/SoftBank Robotics
ゴミ箱AMR 商業施設やテーマパークなど、屋内外において規定経路を自律走行・巡回しゴミを収集する。自己位置認識・衝突防止機能を持つ自律移動ロボット。
※メーカー:三菱電機株式会社
バーチャルアバターロボット 仮想世界と現実世界を繋ぐ、等身大アバター接客ロボット。 アバター自身が足を持ち、移動可能なことにより、現実世界における活動の幅を広げている。
※メーカー:THK/三五屋
サイバーマルチタレント 人工知能ATHEUSが生成した3Dコミュニケーションアバター。距離や性別、個性を超えた存在として別の空間に生きる世界を実現する。
※メーカー:みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
Charlie コミュニケーションロボット 話しかけると、ミュージカルのように歌って答えてくれるAIロボット。人とロボットの気持ちが通ずるコミュニケーションを実現する。
※メーカー:ヤマハ株式会社



▼ロボット活用概要

活用日時 3月11日(土)、12日(日) 10:00~16:30
活用場所 高輪ゲートウェイ駅
協力 株式会社JR東日本商事



イベントコンテンツ一覧

同イベントで開催予定のコンテンツは以下の通りだ。なお、イベント内容は一部変更・中止する場合があり、改札内で実施されるイベントコンテンツを体験するには、乗車券などが必要だ。その他詳細はTokyoYard PROJECT公式Facebookに、2月16日以降順次掲載の告知記事にて確認できる。

▼未来の保育園を体験しよう!

▼Music Space in Spring

▼親子でプレイ!〜ブロックを通して考える私たちの未来〜【事前予約制】

▼高輪ゲートウェイ駅マルシェ

▼次世代バイオ燃料とは何か?〜サステナブルなまちづくり〜【事前予約制】

▼TAKANAWA HOP WAY〜ホップでつながる新たな地域コミュニティ〜【事前予約制】

▼私のまち!防災クイズラリー

▼コーヒーセミナー開催〜コーヒーをはじめよう編〜【事前予約制】



「TokyoYard Conference 2023」の開催

3月10日には、Zoomウェビナーにて、オンラインカンファレンス「TokyoYard Conference 2023」を開催する。今回は「日本と世界を繋ぎ構築する“知のプラットフォーム”」「文化・ビジネスを生み出し続けるエコシステム」「未来の街で目指すダイバーシティ&インクルージョン」という3つの切り口から、多彩なゲストを迎えてクロストークを展開。「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくりでは、地域の皆さまやまちづくりパートナー、視聴者との共創を通して、「やってみようが、かなう街」の実現を目指している。


▼「TokyoYard Conference 2023」概要

開催日時 3月10日(金) 16:00~19:00(予定)
視聴方法 Zoomウェビナーにて配信
申込み方法  Peatixより申込み/2月20日(月) 10:00~予約受付開始
参加費 無料



▼同イベントプログラム(予定)

16:00〜16:10 開会あいさつ・「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくり概要
16:10〜16:50 【セッション1】日本と世界を繋ぎ構築する「知のプラットフォーム」とは
登壇者:京都大学経営管理大学院 客員教授・ベンチャー投資家 山本康正氏、三条私立大学 学長 アハメド・シャハリアル氏
ファシリテーター:Panoramatiks 主宰 齋藤精一氏
17:00〜17:50 【セッション2】文化・ビジネスを生み出し続けるエコシステムとは
登壇者:黒鳥社 コンテンツ・ディレクター 若林恵氏、Urban designer・YET代表・Re:public inc.シニアディレクター 内田友紀氏
ファシリテーター:Panoramatiks 主宰 齋藤精一氏
18:00〜18:50 【セッション3】「やってみようが、かなう街」未来の街で目指すダイバーシティ&インクルージョンとは
登壇者:AVITA株式会社 取締役COO 西口昇吾氏、HI合同会社 代表 平原依文氏
ファシリテーター:高輪ゲートウェイシティ(仮称)文化創造棟準備室長 内田まほろ氏
18:50〜19:00 閉会あいさつ
備考 ※内容は予告なく変更になる場合がある。
※イベント後、一定期間アーカイブを公開予定だ。


TokyoYard PROJECT:https://tokyoyard.com/

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ロボスタ編集部

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