配送ロボット「Lucki」にボタン呼び出し機能を実装 必要なときに利用者がボタンでロボットを呼べる
2023年2月25日
By ロボスタ編集部
コロナ禍以降、様々な業界では業務負担が高く、非接触対応も求められている。Orion Star Robotics US Incは、そのニーズに対応するため、配送ロボット「Lucki」に呼び出しボタンの機能を追加。ユーザーがボタンを押した場所へロボットを呼び出しできるようになったことを、オリオンスターロボティクス株式会社が発表した。
使用方法
1.ユーザーがボタンを押す。
2.ロボットがユーザーの元にやってくる。
2.ロボットが席に到着したら、ロボットの台に空いた皿等を乗せる。
3.ロボットは搬送して待機位置へ戻る。
1.ユーザーがボタンを押す。
2.ロボットがユーザーの元にやってくる。
2.ロボットが席に到着したら、ロボットの台に空いた皿等を乗せる。
3.ロボットは搬送して待機位置へ戻る。
ユースケースの例
1.病院のナースコール
患者がワンボタンでロボットを呼び出す。配送ロボットが薬剤、水などを配送できるほか、検体を回収するなどに活用できる。二次開発で、遠隔医療にも対応できる。病院内の業務をロボットと分業することで医療関係者の働きやすさや病院の魅力度向上につながる。
2.レストランの下げ膳
配膳ロボットの導入により、ホールスタッフの人手不足解消と顧客満足度向上に貢献する。
更に焼肉店等では、呼び出しボタンを押してユーザーがロボットを呼び、テーブルに溜まった食器類を乗せてもらうことで、ロボットが下げ膳を行うことができる。
3.展覧会等の作品紹介
ロボットを利用した展覧会として話題になった実績がある。また、参加者が展覧会に気になる作品の詳細を知りたい場合、呼び出しボタンを押して、ロボットを呼び、ロボットに作品を紹介させることができ、サービスの質が高くなった。
4.工場の部品搬送
工場では次の工程へ部品や半製品の搬送作業を、呼び出しボタンを押してロボットに代行させることができる。現場従業員は運搬労働から解放され、より専門的な作業に集中でき、生産効率が向上する。
今後の展望
新型コロナウイルス感染症の影響で、働き方が変わったことで、飲食店だけでなく、複数な業界ではDX化する傾向がある。オリオンスターロボティクス株式会社は人材不足などの課題を解消するために、より多くのサービスロボットソリューションを提供するよう目指すとしている。
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