役場内にDX推進アドバイザーロボットを導入 「DX推進のための連携協定」を宮城県七ヶ浜町と船井総研デジタルが締結

宮城県七ヶ浜町と船井総研デジタルは、「DX推進のための連携に関する協定」を締結。 協定に基づく第1弾として、七ヶ浜町が持つ課題に対して、船井総研デジタルの持つノウハウを活用し取り組みを実施する。


スキルをもった「人財」を内製化

七ヶ浜町と船井総研デジタルは、

1:未来のまちづくり
2:住民サービス刷新
3:働き方改革及び人財育成


など
についてDXを推進する。

一方で、DX推進にあたりデータ分析やAIなどのデジタルスキル及びイノベーションなどのビジネススキルを保有する人材を外部からの登用するのは難しい状況であるため、町職員でスキルをもった「人財」を内製化することで課題解決をめざす。

内製化に向けては、定期的な勉強会を開催し「社会課題の発見→簡単なことであればすぐに解決」するようなマインド醸成から始める予定としている。


DX推進アドバイザーロボット『デジボーちゃん』を役場内に常駐

身近にDXの専門家が常駐していることで解決までの時間短縮を図れるなどの効果はあるが、実際に常駐するとなるとハードルは低くない。

そこで、役場内にユピテルの見守りロボット「ユピ坊」を活用した『デジボーちゃん』を1台設置。町職員から相談ごとがあれば設置された『デジボーちゃん』のテレビ電話機能を用いて、遠隔地にいるDX推進アドバイザーと簡単にやりとりを行えるようにすることで、常駐に近い形を実現していく。

七ヶ浜町と船井総研デジタルは、今後も未来のまちづくり、人財育成、防災などの取り組みを通じて、豊かで持続可能な地域社会の実現に貢献していくとしている。

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ロボスタ編集部

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