Arduinoで操作できる「CuGo V3 Arduinoキット」で電動クローラユニットの遠隔操作とプログラム走行のどちらも可能に CuboRex

株式会社CuboRexは、業界初のテスト用電動クローラユニット「CuGoシリーズ」を展開している。

同シリーズは、「作りたいモノを早く、安く、簡単に」という製品コンセプトのもと、テスト機開発のハードルを大幅に下げることができるだけでなく、「クローラーの高い走破性」「動力源はバッテリーなので、安全&クリーン」「アルミフレーム外装による高いカスタマイズ性と耐久性を実現」「遠隔でのラジコン操作が可能」などの特徴がある。

その中でも、「CuGo V3 Arduinoキット」は「CuGoシリーズ」で唯一、マイコン搭載のプログラム走行可能なクローラー製品だ。

Arduino搭載用基板




「CuGo V3 Arduinoキット」の特徴

「CuGo V3 Arduinoキット」の特徴は、なんといっても「CuGo V3」をArduinoで操作できる点にある。また、IP64相当の防塵防水性と圧倒的な走破性も特徴だ。


あの”Arduino”を「CuGo V3」で使える

出典元:https://store-usa.arduino.cc/サイト内より


これまでの「CuGo V3」は遠隔操作のみに対応しており、プログラム走行するには、ユーザー自身でマイコンや配線、プログラムを用意する必要があったが、これからは、遠隔操作とプログラム走行のどちらも可能に。プログラム走行に必要なソフト・ハードが一つのパッケージになった。




ロボットプロトタイピングが高速に行える

商品到着後、すぐにプログラム走行可能なロボットのプロトタイプ開発が可能だ。手持ちのセンサーを取り付けてカスタマイズすることで、使用用途は無限大。例えば、「CuGoV3 Arduinoキット」+「ラインセンサー」=ライントレースロボット → 工場や倉庫内の決められたルートを運搬する「ライントレース型ロボット」を開発できる。

ハード部分 ・「CuGo V3」と「Arduino搭載ボックス」をフレームで組付けるだけで機体が完成。
・別途フレームを追加すれば、好きな形のロボットを作ることが可能。
ソフト部分 ・Githubからサンプルプログラムをダウンロードしたら、「Arduino言語」でオレンジ枠内を書き換えるだけ。
・「1m前へ進め!」や「 右に90度回れ!」など簡単な命令を組み合わせるだけで、制御できる。



ハード&ソフトの勉強に最適

・クローラーやフレームの組立を通してハードウェアが学べる
・「Arduino言語」でのプログラミングを通してソフトウェアの勉強ができる
・工学系の学校やメーカーの企業研修で、ロボット開発を通したプロトタイピング学習には、最適な教材だ
Githubにてサンプルプログラムを確認できる:
https://github.com/CuboRex-Development/cugo-arduino-beginner-programming
関連サイト
株式会社CuboRex

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