「熱中症レーダー」の予報を6時間先まで無料化 ウェザーニュースアプリが熱中症危険度を250mメッシュの超高解像度マップで表示

ウェザーニューズは、累計3500万ダウンロードのお天気アプリ「ウェザーニュース」(iOS版、Android版)で提供している「熱中症レーダー」の6時間先までの予報無料化を発表。こまめな水分・塩分補給や適切な冷房の利用などの暑さ対策に活用してほしいとしている。

250mメッシュの超高解像度「熱中症レーダー」

2020年からウェザーニュースアプリで提供をしている「熱中症レーダー」は、暑さ指数をもとに独自に予測した24時間先までの熱中症危険度を250mメッシュ(四方)の超高解像度マップで確認することができる。

気温が平年より高く、厳しい猛暑が続いているなか、より多くの人が熱中症対策に活用できるように今回6時間先までの予報を無料化した。





「熱中症レーダー」では、1時間ごとの熱中症リスクをひと目で把握できるよう、“注意”、“警戒”、“厳重警戒”、“危険”、“非常に危険”の5段階でマップを色分けしている。

環境省と気象庁が発表する「熱中症警戒アラート」はおおよそ都道府県単位での発表だが、ウェザーニュースアプリの「熱中症レーダー」では250mメッシュで非常に細かく確認することができる。

「熱中症レーダー」はアプリ最下部の「レーダー」のアイコンをタップし、「熱中症」を選択することで「熱中症レーダー」を見ることができ、マップを拡大/縮小することで、自宅や外出先、勤務先だけではなく、移動ルートの熱中症リスクも簡単に確認することができる。

時期・エリアを考慮した独自の熱中症危険度を提供

ウェザーニューズでは、過去の熱中症搬送者数と暑さ指数(WBGT)との関係を分析した結果からランク分けを独自に設定し、時期やエリアを考慮した新しい熱中症危険度を提供している。

一般的な熱中症情報は、一年中全国一律の基準でWBGTの値からランク分けしており、時期やエリアによる熱中症の発生傾向の違いは考慮されていない。しかし、同じ気温でも梅雨明け直後のような体が暑さに慣れる前と真夏の暑さに慣れた後、東北と関東など住んでいるエリアの違いによって、熱中症のなりやすさが異なるため、これらの違いも考慮している。



また、2021年にリニューアルした「ウェザーニュース」アプリの「熱中症情報」では、48時間先まで1時間ごとの熱中症予報と週間熱中症予報を提供している。

こちらは1kmメッシュでWBGTを算出し、ユーザーの現在地の熱中症危険度をピンポイントで予報します。「熱中症レーダー」と合わせて熱中症対策に活用してほしいとしている。

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ロボスタ編集部

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