大規模太陽光パネル点検はAIドローンで効率化 センシンロボティクス『SOLAR Check』を旭電業が採用 AIが自動で異常なパネルを検知

センシンロボティクスは、提供するドローンを使用した太陽光パネル点検アプリケーション『SOLAR Check』が旭電業に採用されたと発表した。

『SOLAR Check』の利用で効率化と品質向上を実現

ソーラーパネル点検紹介動画(センシンロボティクスYouTubeチャンネルより)

旭電業は大型太陽光発電所をはじめとする高圧から特別高圧まで複数の太陽光発電所において運転保守管理及びメンテナンス業務を行っており、担当する太陽光パネルは全発電所を合わせると2023年6月時点で900メガワット(一般家庭約27万世帯)以上にのぼる。

一方で点検には多くの時間を要しており、目視による点検はエビデンスを残しづらいといった課題もあった。

採用が発表されたセンシンロボティクスが提供する太陽光パネル点検アプリケーション『SOLAR Check』は、赤外線サーモグラフィカメラを搭載したドローンの自動航行とAIによる画像解析、点検結果レポート出力までを一気通貫で提供する。




また、自動航行で撮影を行うため特別な技術を必要とせず現地スタッフが自身で対応でき、AIによって自動で異常パネルとその発生場所が分かるため、迅速な点検結果レポートの出力が可能となる。


ユーザーの声
・自動航行で撮影を行うことでオペレーターによる撮影結果のバラつきがなくなりました。顧客に対してより精度の高い報告ができるため、『SOLAR Check』の導入を決めました。
・平均27万枚、最も大きい発電所では75万枚のパネルを四半期で点検する必要があり、目視点検では膨大な時間を要していました。ドローンを使うことで効率的かつ品質向上を実現することができました。
・導入後もカスタマーサクセスチームの運用支援が受けられるので安心して点検業務に注力する事ができています。
・危険箇所の撮影に有効であることが分かっているので、太陽光パネル以外にも、山間部で人が立ち入れない外周フェンスの点検や、災害時の調整池の水位計測などでも活用が進んでいます。








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ロボスタ編集部

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