サイバーリンク、写真編集ソフト「PhotoDirector 2024」のサブスク版に生成AI機能を搭載 文字からAIが画像を生成

台湾 台北のCyberLink Corp.は、写真編集ソフトの最新版「PhotoDirector 2024」とマルチメディア編集ソフトコレクション「Director Suite 365」を発表した。新しい「PhotoDirector」のサブスクリプション版「PhotoDirector 365」と「Director Suite 365」には生成AI技術を使ってテキストで指示した画像をAIが生成する機能を搭載した。

また、「PhotoDirector」には最新のAI技術を活用し、劣化している画像の画質をアップする「AI画像高画質化」や小さいサイズの画像を高解像度にしてサイズを拡大する「AI画像拡大」などが追加された(商品のグレードによって機能が異なるので注意)。

「PhotoDirector」製品の種類は高機能な「PhotoDirector 2024 Ultra」と通常の「PhotoDirector 2024 Standard」(パッケージ版/ダウンロード版)、サブスクの「PhotoDirector 365」の3つ。


【価格】(すべて税込)
ダウンロード版(2023年9月14日販売開始)
PhotoDirector 365 1年版 6,480円
PhotoDirector 2024 Ultra 9,800円
パッケージ版(2023年10月27日販売開始予定)
PhotoDirector 2024 Ultra 10,120円
PhotoDirector 2024 Standard 4,950円

ほかにアップグレード版と乗換え版があり、すでにサイバーリンク製品のいずれか、もしくは他社製写真編集ソフトを持っていれば誰でも購入できる。




PhotoDirectorの主な機能


AI 画像生成 (サブスク版365限定機能)


生成AI技術により、欲しい画像の説明をテキストで入力するとAIが画像を生成する。日本語入力も可能。水彩画、ビンテージ、白黒など11種類のスタイルを選べる。
*1日に生成できる回数には制限がある。



AI 画像高画質化 (サブスク版365、Ultra限定機能)


AIによる手ぶれ補正、ノイズ除去、アップスケールを同時に適用する。
古いデジカメ、ガラケーの写真や傷やシミのある昔の写真をきれいに補正可能。

AI手ぶれ補正 (サブスク版365、Ultra限定機能)

AIによる手ぶれ補正で、写真内のぶれている箇所を検出して補正。
ピンボケ写真や被写体ぶれの補正も可能。

AI 画像拡大 (サブスク版365、Ultra限定機能)

AIにより人の顔や、風景の細かいディテールを保ったまま、4倍に拡大。

ブラックミストエフェクト(サブスク版365、Ultra限定機能)

光をやわらかく滲ませて、映画のような雰囲気を作り出すエフェクトを新搭載。

AIオブジェクト除去 全エディションで利用可能

対象オブジェクト、背景をAIが解析、より自然なオブジェクト除去を実現。

関連サイト
PhotoDirector Webサイト

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ロボスタ編集部

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