NTTフィールドテクノとugo、通信ビルの遠隔点検・監視を点検DXロボット「ugo mini」でおこなう実証実験を開始

NTT西日本の通信インフラの構築・保守業務等を担うNTTフィールドテクノは、ugoと協力し、オンサイトの業務オペレーション高度化・自動化に向けて、点検DXロボット「ugo mini」を活用した、NTT通信ビルにおけるインフラ設備の遠隔点検・監視の実証実験を開始する。

背景・目的

ロボット業界は、製造業から、非製造業への展開を拡大しており、インフラ設備の点検・監視の領域においても、24時間365日稼働が可能なDXロボットの活用が期待されている。

また、デジタル社会の進展に伴って、インターネットを支える通信インフラの重要性が増す中、NTT西日本グループは点検・保守業務等の高度化により、更なる通信品質の向上に取り組んでおり、今回の実証実験では、NTT西日本グループにおいて、NTT通信ビルの点検・監視などの業務にロボットを活用した初めての取組みとして、遠隔からのビルフロアの現場調査、巡回監視のほか、ヒートマップ作成を通じた更に効率的な空調管理などの効果検証を行う。

実証実験の概要

検証内容

1:通信ビルの点検・調査業務(ビルフロア内の異常検知、設計前の現場調査等) 
2:通信ビルの監視業務(工事等の遠隔立ち合い及び指示、ビルフロアの巡回監視)
3:通信ビルのフロアヒートマップ(サーモカメラによる物体温度の他、環境センサを用いた気温、温度、湿度、CO2、気圧、騒音、振動等のIoTデータと連携予定)作成

実施期間

2023年12月25日~2024年3月31日

実施場所

NTT西日本 八尾第3ビル他

今後について

ugoは今回の実証実験を通じて、業務の高度化・自動化による更なる通信品質の向上が期待できる領域の明確化や適用拡大可能なフィールドを探索し、NTT西日本グループの各種取り組みと連携したDXを加速していくとしている。

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ロボスタ編集部

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