パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社とVieureka株式会社は、自律移動ロボット向けソフトウェアパッケージ「@mobi」における遠隔監視および遠隔制御に関する実証環境を構築した。
今後、技術的な成立性や運用上の課題の検証を進めていく。
ロボット導入後の運用課題が連携の背景に
自律移動ロボットの活用領域は、物流・施設管理・警備・案内・農作物の運搬など多様な分野へ拡大している。
一方で、導入後の運用・保守体制の構築が現場における課題となっている。
トラブル発生時の迅速な状況把握、遠隔地からのサポート、稼働状況の把握、必要に応じた遠隔操作など、導入後の運用を支える仕組みへのニーズが顕在化している。
複数拠点に展開されたロボットを効率的に管理する体制の整備も急務となっている。
「@mobi」とVieurekaの知見を組み合わせたシステムを構築
本連携では、パナソニック アドバンストテクノロジーが提供する「@mobi」と、Vieurekaが培ってきた遠隔監視・遠隔制御に関する知見を組み合わせ、実運用を見据えたシステムを構築した。
同システムにより、ロボットの稼働状況や状態を遠隔から把握し、必要に応じて遠隔から操作・支援を行うことを想定している。今後は利用者自身が遠隔からロボットを監視・操作する運用も含め、現地対応の負担軽減や運用・保守体制の高度化に向けた実証を進める。
「運用設計」の観点も含めた実証へ
本取り組みは単なる機能確認にとどまらず、複数拠点・遠隔地に配置されたロボットをどのように支えるかという「運用設計」の観点も含めた検証を想定している。
両社は実証を通じて得られる知見をもとに、「@mobi」を活用する利用者の運用課題に対応した、より実用的な遠隔運用環境の検討を進める方針だ。
ロボットが導入後も継続的に安心して使われるための運用環境づくりを目指し、自律移動ロボットの社会実装への貢献を掲げている。