ユアサ商事は、Phoxterとプラスロジスティクスの3社で、物流施設におけるピッキング用自動搬送システム『ツインピック』を開発したと発表した。
国内初事例・実用新案を取得している『ツインピック』はコンベアライン組立がいらない革新的な自動搬送システムで、“今ある倉庫をそのまま自動化”をキーワードに、狭小スペース対応、省人化、そして天井高までの保管効率大幅向上を同時に実現する。
従来の課題
商品の保管や配送の拠点となる物流施設において、特に労力と時間を要する入庫作業とピッキング作業の省人・省力化、そして物流量増加や多品種化に伴う保管スペース確保が大きな課題となっている。しかし自動化の導入には、大掛かりなライン組立が必要で手間がかかる上、狭小スペースでの設置が難しいという課題があった。
システム概要
開発したシステム『ツインピック』は、「高層棚コンテナ自動搬送ロボット」と「低層棚自動搬送ロボット」2種類のロボットを同時制御するもので、国内初事例、実用新案を取得している。
ツインピックで実現可能なソリューション
1,500㎡のスペースで取り扱いアイテム50,000点の物流倉庫での導入事例。
※1切削工具など細かな商材が入ったパレットでの事例
今後について
今後のシステム販売に向け、2024年5月以降 ユアサ商事 関東物流センターにて本システムの公開を予定している。
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