相模原市とサレジオ工業高等専門学校が連携協定締結 工学的視点から脱炭素社会の課題解決を目指す
2024年2月5日
By ロボスタ編集部
模原市は、2024年1月23日に隣接する町田市に立地するサレジオ工業高等専門学校と「スマートモビリティ及びスマートエネルギー社会の実現に関する連携協定」を締結した。
この協定に基づき、スマートモビリティやスマートエネルギーの活用検討、実証を進め、環境負荷が少なく誰もが移動しやすい交通環境の構築及び脱炭素型まちづくりの実現を目指すとしている。
相模原市の交通環境の充実に向けた取組
昨今の人口減少や高齢化の進展、コロナ禍による公共交通利用者の減少に加え、本市においては、リニア中央新幹線新駅の設置など、交通を取り巻く環境は大きな転換期を迎えている中、将来にわたって持続可能なまちづくりを目指すため、2022年3月に「相模原市総合都市交通計画」を策定。交通ネットワークの整備や公共交通の維持確保など、様々な交通施策を進めている。
協定の締結について
「未来へSwitch! ゼロカーボンさがみはら」をキャッチフレーズに2050年脱炭素社会の実現を目指す相模原市は、「職業教育」と「キャリア教育」を実践し、工学分野における数多くのスペシャリストを輩出しているサレジオ工業高等専門学校との連携協定を締結した。
サレジオ工業高等専門学校では、環境・安心安全・健康をテーマに社会課題に対する先進的な研究が進められており、本協定をきっかけとして、相模原市内における多様化する地域課題に対し、工学的かつ専門的な知見を踏まえた課題解決の検討を相互の連携の下に進め、将来的なスマートモビリティ及びスマートエネルギー社会の実現を目指す。
協定締結日 | 2024年1月23日 |
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協定締結式会場 | サレジオ工業高等専門学校 |
協定締結者 | サレジオ工業高等専門学校 小島知博 校長 相模原市 本村賢太郎 市長 |
想定している主な連携事項 | ・サレジオ工業高等専門学校オリジナルの自動運転EV 「VISMO」の実証事業への協力 ・市域における脱炭素に関する地域課題や未活用ポテンシャルの有効活用に向けた課題・事業抽出と工学的視点での課題解決研究 ・学生の活躍の場の拡大と人材育成 /td> |
締結式の様子
サレジオ工業高等専門学校オリジナルの自動運転EV「VISMO」の展示やスマートタウンのイメージ映像なども投影し、サレジオ工業高等専門学校と相模原市が相互に連携して目指す未来の街づくりを印象づけるものとなった。
開会前の動画投影と自動運転EV「VISMO」
会場に展示された自動運転EV「VISMO」
同校で構想中の「スマートタウン」ジオラマ
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