北大発スタートアップのAWL、Jetson搭載のエッジコンピューティングと複数カメラでのトラッキング技術を「NVIDIA GTC」に出展

北大発認定スタートアップ企業で、画像認識のコア技術開発とエッジAIカメラソリューションを提供するAWL株式会社(アウル)は、NVIDIAの世界最大級のカンファレンス「NVIDIA GTC 2024」に出展し、技術を初公開する。

AWLは、小売業を中心にリアルタイムで効率的に実空間をデータ化するエッジAIカメラソリューションを展開。「GTC 2024」ではブース番号322で、エッジコンピューティングによるAWLの複数カメラを利用した革新的なマルチカメラトラッキングシステムを初公開するとしている。


これらのシステムは「NVIDIA DeepStream SDK」や「NVIDIA TensorRT SDK」を利用し、「NVIDIA Jetson AGX Orin」「Jetson Orin NX」「Jetson Nano system-on-modules」等の様々なプラットフォームで実装される。

最先端のAIとディープラーニング・アルゴリズムを用いて動画を分析
ちなみにAWLは東京に本社を置くスタートアップ企業で、最先端のAIとディープラーニング・アルゴリズムを用いて動画を分析し、リテールを中心とした幅広い顧客にリアルタイムの洞察と高度なデータを提供している。日本のみならずグローバルに展開し、市場の拡大、展開し続けている。

参考画像:AWLとGetPlus、インドネシア市場でリテールメディアソリューション事業展開を開始(エッジAIカメラ搭載のデジタルサイネージを全国展開)


「Japan AI Day」にも登壇

また、「GTC 2024」内でオンライン開催される日本向けのAI最先端情報スペシャルイベント「Japan AI Day」にAWLの最高技術責任者(CTO)の土田安紘氏が登壇する予定だ。同イベントでは、日時は3月22日(金)の14時。日本語に対応している(参加無料、登録はこちら)。
「Japan AI Day」は、生成AIや大規模言語モデル(LLM)、事前学習、デジタルツイン、エッジAIなど、話題の最新技術とその社会実装をテーマに、国内の各産業における数多くのAI活用事例や研究開発が紹介される講演が予定されている。関連記事「NVIDIA 日本向けイベント「Japan AI Day」3/22にオンライン開催 生成AI・LLM・デジタルツイン・エッジAIなど12講演 大手企業も登壇

日時:3月22日(金) 2:00 PM-2:25 PM (日本時間)
テーマ:NVIDIA Jetson Orinでのマルチカメラトラッキング技術実装とスマートリテールへの応用 [SE62845]
WEBサイト(参加登録): https://www.nvidia.com/ja-jp/gtc/?ncid=cont-555253-vt48

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ロボスタ編集部

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