
阪急阪神ホールディングスグループのミマモルメは、子どもや高齢者を見守るミマモルメの「セキュリティビーコン」とユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO emo」との連携機能を2024年11月27日から提供を開始した。
スマホへの通知ともに、BOCCO emoがメッセージを発話
ミマモルメとBOCCO emoの連携により、ビーコンを持った子どもや高齢者などがBOCCO emoに近づくと、専用アプリをインストールした家族のスマートフォンにビーコンを検知したことを通知するとともに、あらかじめ設定した「おかえり」などのメッセージがBOCCO emo本体から発話される。
尚、連携機能の利用については無料で提供されるが、まちなかミマモルメの契約及びBOCCO emoの購入若しくはレンタルが別途必要となる。
まちなかミマモルメ概要
まちなかミマモルメはまちなかに設置されたカメラとビーコンのインフラ網を利用し、子どもや高齢者を見守るサービス。
小型端末(Bluetooth Low Energy)を持った家族が、設置されたビーコン(BLE)受信機付近を通過するとアプリ・メールで通知を行う。また、一般的なBLEのセキュリティの脆弱性を解消した独自のセキュリティを組み込んでいるので、安心して利用いただけるのが最大の特長となっている。
導入事例
兵庫県伊丹市
市内約1,200か所に「安全・安心見守りカメラ」と「まちなかミマモルメ」受信器及び約80台の市バスに移動式受信機を設置し、子どもや高齢者を見守っている。
京都府長岡京市
市内約200か所に防犯カメラと受信機を設置し、子どもや高齢者を見守っている。
上記以外の複数の自治体でも既に導入されている。
BOCCO emo概要
BOCCO emoは、感情表現豊かな家族をつなぐロボット。
様々な情報を届け、家族の一員として振る舞います。音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信なども可能です。専用のBOCCO emoアプリでは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサの反応を確認することができる。
また、BOCCO emoから送った声はスマホに音声とテキストで届き、スマホから送った声や文字はBOCCO emoがしゃべって知らせてくれる。