今月に入ってから、ONKYO(オンキヨーグループ)のAI音声アシスタント搭載のスマートスピーカーに関連するプレスリリースが複数発表されており、今回はその動きに注目してみたい。

これがグループとしての取り組みを示す資料の1ページ。ホーム、モバイル、クルマへスピーカー・イヤホンを提供していく戦略なのがわかる。
この戦略に基づいて発表が行われており、以下、順を追ってみていく。
【8/10】ONKYOが新スマートスピーカーを2017年10月末より発売へ

ONKYOが、「VC-FLX1」に続き、Alexa搭載かつDTS Play-Fi機能を搭載した高音質の新スマートスピーカーを予告。米国、英国、ドイツにて10月下旬より発売開始。DTS Play-Fiはオンキヨー、パイオニア機器を端末で操作、音楽操作を伝送できる機能。製品の詳細については、後日発表される。今後もスマートスピーカーの発売を順次計画という。
【8/14】ONKYOがネインとAIヒアラブル市場への商品共同開へ

ロボスタでも「オンキヨーグループ、AIにつながるヒアラブルデバイス市場への参画に向け「APlay」のネインと商品の共同開発へ」でお伝えしたとおりだ。
【8/15】ONKYO、「スマートデバイスリンクコンソーシアム」加盟へ

ONKYOがスマートフォンと車を連携させ、スマートフォンアプリを車載ディスプレイでの操作を可能とするスマートデバイスリンク(SDL)を管理する非営利団体「スマートデバイスリンクコンソーシアム」に加盟を発表。
【8/18】ONKYO、AI特設ページ解説

ONKYOのAIに関する取り組みをまとめたAI特設ページを公開。
【8/21】ONKYO、OEM用スピーカーユニットを充実

ONKYO OEM事業として、スマートスピーカー向けのスピーカーユニットのラインナップを発表。音声認識機能に適したスピーカーユニットで、小型・薄型ながらも高音圧で歪みが少なく、大きな音量を実現。ONKYO製品への採用をはじめ、他社への提案も開始するという。各AI対応スピーカーのデザインや構造にあわせたスピーカーボックスの設計も提案。
僕はこう思った:
日本語対応のスマートスピーカーも期待したいですね。






