2018年6月19日、Amazon Echoを使ったホテル向けソリューション「Alexa for Hospitality」が発表された。

ホテル宿泊者のホスピタリティをターゲットにした、ホテル業界向けのAlexaで、既存のアメニティとサービスとシームレスに統合され、バーチャルコンシェルジュになるというもの。
客室内にAmazon Echoを設置して宿泊者が音声で、音楽再生、タオルの注文、室温調整、照明制御、地元のレストランやアトラクションの検索、電話、チェックアウトなどのタスクをこなせるようになる。
近日公開予定の機能として、宿泊者は自分のAmazonアカウントに接続することで、個人の連絡先に電話をかけたり、自分のお気に入りの音楽を再生したり、Audibleのオーディオブックを聞くことができるようになるという。
ホテル側の導入のハードルも低く、客室ごとに設置した複数台のAmazon Echoを容易に一括管理できるようになっているという。
今年の夏から、マリオットインターナショナルが、マリオットホテル、ウェスティンホテルズ&リゾーツ、セントレジスホテルズ&リゾーツ、アロフトホテルズ、オートグラフコレクションホテルズなどでAlexa for Hospitalityが採用されるという。
僕はこう思った:
職場向けのAlexa for Businessに限らず、業種を絞った専用のソリューションが登場するとは驚きです。今後もこういう展開が続くのかもしれませんね。



