手乗りサイズのロボット「スタックチャン」発売 生成AIやロボットの先端技術開発・学習用にも アールティ

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アールティは、手乗りサイズのロボット「スタックチャン アールティVer.」を2024年5月30日に完成品版、DIY版の2種を発売する。

オープンソースのロボット「スタックチャン」

スタックチャンはししかわ氏が開発&公開しているオープンソースのロボット。
2021年夏にスタックチャンが公開されて以来、多くのファンがスタックチャンを自作したり、コミュニティで交流したりしながら、スタックチャンの世界を楽しんでいる。
ホビー向け・電子工作初心者向けとして人気を博してきたスタックチャンを、アールティが小型のロボットを学びたい方に向けて製品化。
スタックチャンは商用利用可能なライセンスで公開されており、今までに様々な企業や個人のものつくり愛好家がスタックチャンのキットを制作しており、アールティでは企業や学校での利用を目指して、カスタマイズを加えてキットを開発した。

スタックチャン アールティVer.について

アールティでは、学習教材としてのロボットを開発するにあたって次のようなコンセプトがある。

・基礎技術や周辺技術を学べる教材であること
・研究者レベルでも使えるような基本を押さえた設計であること
・AI・ロボットを学ぶ人、作る人が増えてほしい
・AI・ロボットの先端技術を学ぶきっかけになってほしい

「スタックチャン アールティVer.」の量産版開発、製造は、「M5Stack」の製造元でもある深センのM5Stack社に委託。OSS版の設計をリスペクトしながら、上記のアールティのコンセプトに沿った仕様変更や、量産に適した形状への改修などを、両社で議論を重ねて行ったとしている。

本体仕様

サイズ65x54x70mm
重量約145g
マイコンボードM5Stack CoreS3 SoC
Espressif ESP32-S3
モータROBOTIS DYNAMIXEL XL330-M288-T(2個)
センサ320×240画素IPS液晶(タッチ機能搭載)、30万画素カメラ、照度+近接センサ、IMU(3軸ジャイロ計+3軸加速度計)、デュアルマイク
その他スピーカー、駆動電池の充電機能、Groveポート(3個)搭載
駆動用リチウムイオンポリマー電池 3.7V 450mAh 403040(4.0x30x40mm)付属


完成品版


スタックチャン アールティver.
商品名スタックチャン アールティver.
型番RT-Stackchan-V1
価格63,800円(本体価格 58,000円)
販売ページhttps://rt-net.jp/shop-rt-stackchan-v1


DIY版


スタックチャン アールティver. 組立キット
商品名スタックチャン アールティver. 組立キット
型番RT-Stackchan-DIY-V1
価格49,500円(本体価格 45,000円)
販売ページhttps://rt-net.jp/shop-rt-stackchan-diy-v1


《ロボスタ編集部》

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