ヒューマノイドが水やり・掃除・片付け・荷物受け取り・フリスビー遊びまで!MindOn の自律デモが話題に

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中国・深圳のスタートアップ「MindOn(灵启万物/MindOn Tech)」の最新デモ映像を、XRoboHubが編集して公開したYouTube動画が大きな注目を集めている。

出典:MindOn(灵启万物)公式動画(X/Douyin/Bilibili)。YouTube 版は XRoboHub による編集版

動画では、身体能力の高さで知られるUnitree 社のヒューマノイド「G1」が植物への水やり、床やテーブルの清掃、ベッドマットレスのクリーニング、宅配荷物の受け取り、ゴミ拾いや片付け、さらには子どもとの簡単なフリスビー遊びまで、家庭内の多様な家事タスクを次々とこなす様子が紹介されている。

今回のデモについて MindOn は「No speed-up(動画の早送りなし)、No teleoperation(遠隔操作なし)」と説明しており、自律性の高さを強調している(真偽は定かではない)。

【家事や作業を披露している内容】

  • 植物への水やり

  • カーテンを開ける

  • 玄関先の荷物(宅配ボックス)を取りに行く

  • ベッドマットレスの掃除(膝立ちで乗り出して掃除機/クリーナーがけ)

  • テーブルやカウンターの拭き掃除

  • 床に落ちたゴミをかがんで拾う

  • 子どもとフリスビーで遊ぶ など

MindOnとは:テンセント出身の新興スタートアップ

MindOn の企業情報は完全に明確になっていないが、同社のSNSなどの公開情報によれば、テンセントのロボティクス研究部門「Tencent Robotics X」の主要メンバーが2025年に設立した新興企業で、ヒューマノイドに高度な認識・把持・動作計画を統合して実行させる“AIブレイン(具身AI基盤)”の開発を主軸としている。

ハードウェアの開発ではなく、既存のヒューマノイドに知能(AI)を乗せることで自律動作を実現するのが特徴。

※YouTube / XRoboHubより(MindOn(灵启万物)が2025年11月に X(旧Twitter)、Douyin、Bilibili に公開した公式デモ動画。YouTube 版は XRoboHub による編集版

今回のデモは、中国の SNS を中心に大きく拡散した後、海外では XRoboHub が編集した YouTube 版が話題となり、世界各地で驚きと“家庭ロボットバトラー”の実用化への期待が高まっている。

フィジカルAI競争の新しいきっかけに

家庭内の複雑なタスクを自律でこなすロボットは、ヒューマノイド分野の“最後の難関”となる領域。MindOn の取り組みは、家庭向け「フィジカルAI」の実装競争がさらに激化していくことを示す象徴的な事例と言えそうだ。
また、これら知能化AIを開発する企業が続々と参入することで、ヒューマノイドの能力が著しく向上し、社会実装が一気に現実的になると考えられる。

出典:MindOn(灵启万物)公式動画(X/Douyin/Bilibili)。YouTube 版は XRoboHub による編集版

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《ロボスタ編集部》

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