株式会社ムービーズは、東京都および S.RIDE株式会社と連携し、2026年4月27日(月)~4月29日(水)にアジア最大級のグローバルイノベーションカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2026」にて、自動運転車両の試乗会およびブース出展を実施すると発表した。
会場は東京臨海部(東京ビッグサイト周辺)で、試乗・ブース見学ともに無料で参加できる。
全天候型×マップレス自動運転技術を搭載した車両で約10分間の走行体験
今回の試乗会では、ムービーズが開発する「全天候型×マップレス」自動運転技術(レベル2)を搭載した車両を使用し、東京ビッグサイト周辺のルートを約10分間走行する体験を提供する。安全確保のため、運転席にはドライバーが同乗し走行状況を監視する体制をとる。
参加対象はビジネスデイとパブリックデイで異なる。4月27日(月)・28日(火)のビジネスデイはビジネス関係者・メディアを対象とし、専用URLからの事前予約が必要だ。4月29日(水)のパブリックデイは一般来場者を対象とし、タクシーアプリ「S.RIDE」を通じて自動運転車両を配車できる仕組みを採用する。アプリによる配車から乗車までの一連の流れを体験できることで、ロボットタクシーの社会実装に近い利用体験の提供を目指す。
S.RIDEとの連携でロボットタクシーの社会実装を見据えた体験を実現
S.RIDEは、タクシーアプリ「S.RIDE」を展開する企業で、パブリックデイにおいて来場者が同アプリを通じて自動運転車両を呼べる環境を整備する。ムービーズは石川県などで培ってきた全天候型自動運転技術を活かし、東京臨海部の都市部エリアでも安全な自動走行体験を提供するとしている。
ムービーズは、1998年から金沢大学で続けてきた28年以上の自動運転研究を基盤に、2024年5月に創業した金沢大学発のスタートアップだ。同社の自動運転システムは、雪・雨・逆光などの環境変化に対応するため、イメージングレーダーとLiDAR点群情報を組み合わせたセンサーフュージョン技術を採用している。さらに、HDマップへの依存を低減するマップレス自動運転技術により、都市部だけでなく地方や複雑な道路環境でも柔軟に導入可能なロボットタクシーの実現を目指している。
同社はすでに2015年より公道走行を開始しており、現在は延べ4万キロ・2千人の乗車実績を持ち、数多くの特許を保有している。期間中はブース出展も行い、各地での実証実験の成果や最新技術、将来のモビリティサービスの可能性を紹介する予定だ。