株式会社マプリィは、林業・森林現場での利用を想定した自律型の電動クローラー「mapry M3」を開発した。現在、実機を用いたデモを実施しており、2026年5月からの試用販売受付開始に向け、デモを希望する事業者の募集を行っている。
環境認識による自律走行と高い走破性
「mapry M3」は、搭載されたカメラで周辺環境をリアルタイムに判別し、操作不要での自動走行が可能だ。森林特有の複雑な地形においても、斜面を登る・障害物を乗り越える・迂回するといった判断を自動で行う。動力は電動、走行方式はクローラー式で、自律走行と遠隔操作の両方に対応している。
また、コントローラーによる手動操作も可能で、走行中のカメラ映像を手元でリアルタイムに確認できる。作業者は安全な場所から機体を操作できるため、危険な斜面や奥地での作業における安全性の向上が期待される。
アタッチメント交換で多様な現場ニーズに対応
同製品の大きな特徴の1つが「アタッチメント交換システム」だ。作業内容に応じて機能を変更できる仕組みで、自律走行と組み合わせることで現場作業の無人化・自動化を実現する。
現時点で想定されている用途は、草刈りユニットを装着して重労働である下刈り作業を自動化する「下刈り」と、LiDARなどの計測機器を搭載して走行しながらデータを取得する「計測」の2種類だ。
同社は基本アタッチメントの開発を進めると同時に、「ユーザーの要望に合わせて共に開発していく」スタイルを採用しており、現場ごとに異なる自動化ニーズに対して柔軟に機能を拡張していく方針を示している。
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