ソフトバンクロボティクス、Lokiのトイレ清掃ロボットを日本初披露 AI性能向上へ日本でデータ収集

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ソフトバンクロボティクス(SBR)は、スイスの企業 Loki Roboticsのトイレ清掃ロボットを自社の清掃サービスに活用する方向で検討を進めている。担当者によれば、2027年春頃の導入を目標としている。

2026年7月14日に開催された「SoftBank World 2026」において、SBRの展示ブースでは、Lokiのトイレ清掃ロボットによるデモをSBRとして初公開。ロボットは専用のブラシをハンドに装着して、器用に便器を清掃する様子を披露した。

■トイレ清掃も人手不足が深刻な作業のひとつ

Loki Roboticsは「人間のように設備を清掃する」ことに特化したスイスのロボットスタートアップ。一般的な床掃除ロボットとは異なり、ロボットアームを使って便器や洗面台、カウンターなどを直接こすり洗いすることを特徴としている。

トイレ清掃は、人手不足が深刻な施設管理業界でも負担の大きい業務の一つだ。床清掃ロボットは普及が進んでいる一方、便器や洗面台などの設備清掃は依然として人手に頼る部分が多い。Loki Roboticsは、こうした「接触を伴う清掃」を自動化することで、人手不足の解消を目指している。

■Lokiのトイレ清掃ロボット

Loki Roboticsが採用しているのは、遠隔操作(Teleoperation)によるデータ収集と、End-to-End Learningを含むAI学習技術を組み合わせている技術。人間が遠隔操作でロボットを動かすことで、AIが清掃手順を学習するためのデータを収集する。十分な学習データが蓄積されれば、将来的には自律的に現場に応じた清掃タスクを柔軟に実行できるようになることを目指している。

SBRは日本の現場に合わせて、遠隔操作によるロボット清掃をおこない、同時にAI学習用のデータ収集を担当し、精度の高い自律的な実装を目指す予定。なお現時点では、ロボットのハードやシステムの販売ではなく、自社の清掃請負業務に導入していく考えだ。

※デモを実施した時点の機能や仕様、予定であり、サービス導入時の機能等は異なる場合があります。

【主な清掃内容】(Loki社の公開情報より)
・便器内部のブラシ清掃
 ロボットアームでブラシを持ち、便器内部をこすり洗いする
便座・洗面台・鏡周辺の拭き掃除
 スポンジやワイパーで表面を拭き上げる
・洗剤の塗布
 洗浄剤を適切な位置へ散布できる
・ツール交換
 作業内容に応じてブラシやワイパーを交換して使用する
・建物内の自律移動
 トイレからトイレへ自動で移動し、清掃ルートを実行する

なお、Loki Robotics公式サイトでは、トイレ清掃や設備清掃のデモ動画も公開されている。


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ロボスタではオンラインセミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」を開催します。

セミナー「日本企業は中国ヒューマノイド産業とどう向き合うべきか 急成長する中国市場をデータと政策、日中連携事例から読み解く」

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《神崎 洋治》

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神崎 洋治

神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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