株式会社Enacticは、2026年10月7日から9日まで東京ビッグサイトで開催される「第53回 国際福祉機器展&フォーラム(H.C.R.2026)」に出展する。
会期初日の10月7日10時30分からは、介護助手ロボット「Ena(イーナ)」をテーマにした特別トークセッションを実施し、実機を使ったデモンストレーションも行う。
介護現場の人手不足に「フィジカルAI」で挑む
超高齢社会を迎えた日本において、介護現場の人手不足は喫緊の課題となっている。Enacticは、デジタル空間だけでなく実空間で物理的な作業を支援する技術であるフィジカルAIが、この課題の解決につながるかを議論するセッションを企画した。
当日は全国介護事業者連盟理事長の斉藤正行氏と、FOX UNION代表で元TBSアナウンサーの国山ハセン氏を招き、Enactic代表取締役の森大二郎氏とともに「現場が本当に求めている支援」と「AI・ロボティクスがもたらす解決策」について語り合う。
双腕ロボットアーム「OpenArm」を基盤に開発
「Ena」は、Enacticが手がけるオープンソースの双腕ロボットアーム「OpenArm」の技術を基盤に開発を進めている介護助手ロボットだ。
セッション後半には、Enaのテスト機を用いたデモンストレーションを実施し、登壇者に遠隔操作を体験してもらう予定。
ブースでは、柔らかな衣類を両手で丁寧に折りたたむ双腕制御のデモンストレーションや、人の動きを再現する遠隔操作による片付けデモンストレーション、両手の力加減を調整しながら枕カバーの着脱を行うデモンストレーションなどを予定している。



開催概要
特別トークセッションは10月7日10時30分から11時30分まで、東京ビッグサイトの東2ホール内A会場で行われる。
事前申し込みは不要で参加無料だが、席に限りがあるため定員になり次第受付を終了する。
Enacticのブースは東7ホールの7-01-01に設置され、Enaのテスト機の実機展示やOpenArmの技術デモ、開発パートナー企業の募集案内などが行われる予定だ。なお、H.C.R.2026の会場に入場するには、公式サイトからの来場事前登録が必要になる。
Enacticは2025年7月に設立された企業で、双腕ロボットアーム「OpenArm」や日本語音声コーパス「ReazonSpeech」などのオープンソースプロジェクトを主導している。
今回のセッションとデモンストレーションは、こうした技術を土台にした介護分野への応用の一端を示すものになりそうだ。
ロボスタオンラインセミナー情報
フィジカルAIに重要な「学習データ」 知能化ロボットの最前線
ロボスタでは、ヒューマノイドやAIロボットの進化を支える「学習データ」をテーマに、オンラインセミナー「フィジカルAIの『学習データ』はどう作る? APTO高品氏が語るフィジカルAI時代のデータ戦略と社会実装」を10月7日(水)に開催します。

講演では、「フィジカルAIになぜ学習データが重要なのか」といった基礎から、VLAや模倣学習、テレオペレーションによる実世界データの収集、アノテーション、シミュレーションや合成データの活用まで、フィジカルAIの学習データがどのように作られるのかをわかりやすく解説していただきます。
さらに、実際のユースケースや社会実装に向けた取り組みを紹介します。NVIDIAやAWSとの連携など、フィジカルAI時代に求められるデータ基盤やエコシステムのあり方、今後の可能性についても深掘りします。
ロボットを賢くするための「データ」は、どこから集め、どう作り、どう活用していくのか。フィジカルAIの社会実装を「学習データ」の視点から考えるセミナーです。ぜひ、ご参加下さい。
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「触覚」のAIロボット最新研究と実装の最前線
ロボスタでは、AIロボット実装の鍵を握る最新技術のひとつ「触覚・力覚」をテーマに、オンラインセミナー「ロボットは「触覚」で進化する ヒューマノイド・フィジカルAI時代のハプティクス最前線」を9月17日(木)に開催します。

講演では、「人間の触覚・力覚とは何か」「ロボットに触覚はなぜ必要なのか」といった基礎から、視覚AIとの融合、遠隔操作やテレオペレーションとの関係、医療・介護・製造分野への応用、さらにはヒューマノイドやフィジカルAI時代における触覚技術の役割まで、最新の研究動向を交えながらわかりやすく解説していただきます。
後半は、柔軟ゴムセンサ「e-Rubber」の開発や実証実験、「身体性AI」やロボットへの応用事例等をご紹介。
大学等における最先端研究と、企業による社会実装の両面から、触覚技術の現在地と今後の可能性を深掘りします。ぜひ、ご参加下さい。
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