話題のAIロボット映画「エクス・マキナ」を観てきました!

映画『エクス・マキナ』を本日観てきましたのでちょこっとだけレポートします。



どんな映画?

イギリスやアメリカでは2015年に公開されていた作品ですが、日本では本日初公開となりました。主演のアリシア・ヴィキャンデルがアカデミー主演女優賞を獲得した勢いで国内でもやっと封切りとなったそうです。

監督はアレックス・ガーランド、主演はドーナル・グリーソン、アリシア・ビキャンデル。



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『エクス・マキナ』 ©Universal Pictures

ネタばらしはしたくないので、ちょこっとだけオフィシャルサイトからストーリーの紹介を。

人間か、人工知能か――
検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。
しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった・・・。

ジャンルとしてはSFスリラー。「チューリングテスト」が作品のキーワードの一つになっているのは目新しいところですね。



予告編動画

映画『エクス・マキナ』予告編がYouTubeで見れますので以下是非御覧ください。

ね?スリリングな展開が期待できそうですよね?!



感想

観ての感想ですが、人工知能領域に興味のある方すべてに超絶オススメの作品と思います。

登場人物の少なさ、ロケ地の少なさが作品のマイナスになってない仕上がりで、むしろ細かいところにこだわりがあって、全体的にとてもセンス良くまとめられています。

ストーリーとしては、人工知能の女性と恋に落ちるSF映画「her/世界でひとつの彼女」といった他の作品に類似する部分はあります。しかしこちらはサスペンスかつリアリティがある設定なのが新しい。検索エンジン大手のIT起業の社長が人工知能搭載のロボットを極秘で開発するという設定は、将来あるかも・・・と思わせる内容ですよね。本当になったら怖いですけど。



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『エクス・マキナ』 ©Universal Pictures

肝心のラストの展開は、ここでは言えません。観て!としか言いようがありません。

僕以外の評価も、米タイム誌「2015年の映画トップ10」の第10位にランクイン、そして第88回アカデミー賞視覚効果賞受賞、脚本賞ノミネート、Yahoo!のレビューを見ても高評価です。・・・やはり、観るべき映画です。

なお当作品は上映映画館がとても限定的なので、観に行く方はこちらをチェックしてからどうぞ。

今後もAIをテーマにする映画は増えそうなので、ロボスタでは引き続きウオッチしていきたいと思います。

ではまた!

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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