店頭で顧客の質問に会話で答えるPepper、Q&Aロボアプリをヘッドウォータースが低価格でリリース
2016年10月25日
By ロボスタ編集部
株式会社ヘッドウォータースはPepper用の店舗向けロボアプリ『あるあるQ&A』を発表した。
例えば「トイレの場所はどこ?」「今日のお買い得品は?」「駅はどっち?」など、 店頭でよく聞かれる質問の回答を予め設定しておくと、顧客から発話での問いかけに対してPepperが案内を行う。顧客は発話で質問するほかに、Pepperのタブレットに表示されている質問のヒントをタッチすることでも、尋ねることができる。
ロボアプリストア「ロボアプリマーケット for Biz」から購入して月額利用料5,000円(税抜)で利用できる。
同社によれば、Pepperは現在1500を超える企業の導入が進んでいる中、導入企業からは「より簡単に、 便利なアプリを使いたい」という声が多くあがっており、その中でも音声コミュニケーション機能の要望が多くあるという。
同社が開発するクラウドロボティクスサービス「SynApps」(シナップス)は日本マイクロソフトのパブリッククラウド「Microsoft Azure」やその上で機能する Cognitive Services(コグニティブサービス)と連携も可能な高機能システム。このサービスを活用することにより、高度な技術を用いながらも低コスト化の両立を実現している。
Q&Aの設定は店舗スタッフが簡単な操作で登録・設定していくことができる
『あるあるQ&A』の特徴
- ユーザーが話しかけると、その言葉に紐づく情報を回答。
- 聞き取りパターンを複数設定することで、ユーザーが尋ねる質問のゆらぎも吸収できる。
例:「スマートフォンケース」「スマホケースはどこ?」「スマホケースはどこですか?」を同じ質問情報として認識できる。 - CMS(コンテンツマネジメントシステム)機能付きで、QA情報を導入企業様のパソコンから かんたんに設定することができる。
- よくあるQAは予めデータが入っているので、かんたんに導入が可能。
- 複数店舗、複数ロボットでも一括管理することができる。
関連サイト
FAQロボアプリ「あるあるQ&A」
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