ネクストリーマーがシナリオベースの対話システム「AI-Samurai」を展示 RPF#009展示コーナーレポート

そこに存在しているだけでインパクト抜群の鎧武者・・
ネクストリーマーが展示した「AI-Samurai」です。

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株式会社Nextremerはロボットパイオニアフォーラム#009の展示ブースで「AI-Samurai」プロジェクトの対話エンジンの一部をデモ展示しました。
Nextremerは会話エンジンを中心にした人工知能テクノロジーを研究・開発し、オープンイノベーションを推進している会社です。
特に人工知能会話技術については複数のエンジンからなるマルチモーダル対話エンジン「A.I.Galleria」で知られています。マルチモーダルとは、視覚、音声、触覚など複数の方法を併せたインターフェースを持つこと。
同社のシステムの場合は、リアルタイムに画像から個人を認識し、音声対話を可能にする技術で、顔認識から、個人認識、自然言語処理などの要素技術から構成されています。

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ブースではサムライに話しかけることで自動で回答を返すシステムのうち、今回は形態素解析による、シナリオベース(ルールベース)の対話エンジンを展示していました。シナリオベースとはシナリオに基づいて、質問に対して適する回答を行うことが重視されているものです。シナリオに沿った応対が基本のため、限られた質問に対して適切な回答を行う業務に向いています。一方、雑談を主に考えられた会話エンジンは、わからないことはいなして答えることを含めて回答の幅は広いのですが「なにを言い出すかわからない」という一面があるので、業務用としては危うい面も併せもちます。シナリオベースと雑談が得意な会話エンジンとは性格を異にします。

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今回のデモはシナリオベースと雑談モデルのハイブリッドですが、どんな質問にでも回答できるとは限りません。
ひとくちに会話エンジンと言っても、実際には様々な手法があり、実務にあったエンジンを選択することが重要であるとともに、使い手もそれを理解して質問することが望ましいと言えるでしょう。

また、Nextremerには音声対話型案内システム「MINARAI」も開発していて、バックヤードに人間のスタッフを待機させて、自動会話の品質が伴っていない場合や、難しい質問に対しては自動会話からMINARAIにスイッチして、質問者に対して人間が回答するオプションもあります(MINARAIはNEXCO東日本と協働で、高速道路のサービスエリアで「対話接客システム」として実証実験中)。


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株式会社Nextremer

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ロボスタ編集部
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