【PAC2017 決勝進出アプリ紹介 vol.2】「Pepperの実践プログラミング教室」&「スマートロボ受付」

本日2月8日より開催中の「Pepper World 2017」にて、同イベント2日目(2月9日)に開催されるアプリコンテスト「Pepper App Challenge 2017」の決勝進出作品10作品が展示されています。

今回はvol.2ということで、「Pepperの実践プログラミング教室」と「スマートロボ受付」の2つをご紹介していきます。


Pepperの実践プログラミング教室

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Pepperの実践プログラミング教室は、茨城でロボット教室などを展開する株式会社テックラインが開発した、子供向けのプログラミング教育アプリです。

文部科学省は、2020年から小学校でのプログラミング授業の必修化をしていく方針を発表していますが、Pepperによるプログラミング教育を行うことで、最初のとっつきづらさを軽減し、プログラミングの楽しさを理解してもらうことを目的に「Pepperの実践プログラミング教室」は開発されました。


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このアプリでは、タブレットアプリ側とPepper側の2つが用意されています。タブレット側で出される問題を解いていき、うまくできたかどうかをPepperを使って確かめていきます。


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例えば、「僕のあたまがさわられたとき、僕の右手があがるようにしてみて。」という問題が提示されたとき、入力と出力の仕組みを考えて、頭をさわられるという動作の後に右手をあげるという動作を当てはめていきます。そして、そのプログラミングが合っているかどうかをPepperを実際に動かして試してみることができるのです。

すでに子供達にもプログラミング体験をしてもらったとのことですが、テックライン代表の冨田さんによれば「それ以上に、教師の方々が体験してくれた」のだそう。今後のプログラミング授業を見据えて、先生方もプログラミングを学んでおきたいということのようです。


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先日こちらの記事でもお伝えしている通り、Pepperは4月から全国17自治体282校に無償貸与が予定されていますが、教育向けのPepperアプリは今後益々注目されていくはずです。「Pepper App Challenge 2017」の決勝審査でも、注目度の高いアプリと言えるでしょう。



スマートロボ受付

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スマートロボティクスが制作した受付アプリ「スマートロボ受付」は、利用する企業側のことを深く考えて作られた受付アプリです。


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遠隔地からでもタブレットを通じてPepperを操作できるようになっており、簡単な言葉の生成がワンクリックでできるだけでなく、会話に沿った内容をPepperに喋らせることができます。Pepperに喋らせる言葉の入力は音声入力で行うことができるため、キーボードを打ち込む手間も省かれています。

そのほかにも、移動をさせたり、Pepperの顔の向きを変えたりすることもタブレット上から行うことができます。


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また、スマートロボ受付は、人を介さない会話機能も持っています。

スマートロボティクスと同じく、Naoの代理店でもある「アウトソーシングテクノロジー」、「日本サードパーティ」の2社と共に開発したこの会話機能は、Google APIとの連携によって音声認識をさせて、Watsonを介してバックエンドのデータベースから会話データを取得し、自然な会話を行います。


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スマートロボ受付のブースは音声を遮断するために囲いが作られている(写真はスマートロボティクスの河田卓志さん)。

会話用のデータベースをアウトソーシングテクノロジーが、Watsonとの連携部分を日本サードパーティが、Google APIとの連携をスマートロボティクスが担当し、開発が進められてきました。

今現在はまだまだ人を介した受付の方が相手に与える印象も良さそうですが、受付での会話データベースを蓄積していくことで、ゆくゆくは人を介さない会話機能だけでも十分に役割を果たすことができる受付アプリになっていくのかもしれません。


ということで、vol.1と合わせて4作品をご紹介してきました。続けてあと6作品ご紹介していきます! お楽しみに。

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ロボスタ編集部
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