パナソニックは、同社のYouTubeチャンネルChannel Panasonicにて、IFAで発表されたソーシャルロボット「Educational Partner」の動画を公開した。
これは、子供の教育用のロボットで、見た目は、ボールのようなまん丸のデザインだ。
ロボットの表面にLEDで表情が映し出されている。左右にカメラとマイクのようなものがあるのがわかる。
サイズはサッカーボールと同じくらい。動画を見ると、その場で止まっている時には、前後にゆらゆらと揺れているのがわかる。
特に注目したいのは、動画の1:00前後で映されている、移動の部分だ。胴体が回転しているようには見えないが、スーッと床を移動していく様子が映されている。ここだけを見ると下にタイヤがあるような動きに見えるが、そのほかの映像を見ていてもタイヤがついているには思えない。また胴体が回転しているようにも見えない。船がプカプカと水上を移動しているような動きだ。
これは、ロボット名を「Educational Partner」としている通り、子供向けの教育用ロボットのようだ。
動画では、にんじん嫌いな子供に「なんでにんじんを食べた方が良いのか」ということをロボットに説明させている。スマホでキャロット(にんじん)というコンテンツをダウンロードすると、そのロボットがにんじんに関する説明を行なってくれるというものだ。
このような「野菜を食べさせる」だけでなく、様々なサービスと連携することで、子供への教育を行なってくれるようだ。
パナソニックは今回のロボットについて、「教育機関との連携で数多くのサービスを提供するソーシャルロボットが、対話や遊びを通じて子供の自発的な成長を引き出す。また、搭載されたカメラで子供の自然な表情を捉え、成長を記録。ロボット自身も、日々賢くなっていく。」と説明している。