中国バイドゥ、AI・音声アシスタント領域で他社との戦略的提携を加速中

中国最大手の検索サービス提供会社、Baidu(バイドゥ、百度)が人工知能(AI)、音声アシスタント領域で他社パートナーとの提携を進めており注目だ。

今回はQualcomm(クアルコム)と、Huawei(ファーウェイ、華為技術)との戦略的提携について紹介する。




Baidu / Qualcomm

Photo: Qualcomm

まず、2017年12月8日、Baiduと、通信技術および半導体の設計開発を行う大手企業QualcommがAI音声アシスタント領域での戦略的提携を発表した。


Photo: Qualcomm

今後、Baiduの自社AI音声アシスタントシステム「DuerOS」を最適化し、スマートフォンやIoTデバイス向けのAI音声およびスマートアシスタントソリューションを改良することで協力するという。DuerOS技術をQualcommが最適することで、常時稼働、低電力、音声起動、エコー除去、ノイズ抑制などをシステムに組み込むことを目指す。

DuerOS搭載のスマートスピーカー(AIスピーカー)、Ravenシリーズへの実装などを期待したい。




Baidu / Huawei

Photo: Huawei

続いて2017年12月21日、Baiduとスマートフォン製造・販売大手のHuaweiがAIに関して戦略的合意に署名したと発表した。



Photo: Huawei

今後、両社でオープンなモバイル人工知能(AI)エコシステムを構築していくという。その取り組みの中には、音声認識、画像認識などの改良も含まれており、スマートスピーカーへの応用が期待される。また将来はユーザーからの問い合わせに反応するだけでなく、積極的にサービスを提供するようなスマートデバイスを目指すという。


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中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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