人に自動追従したり自律移動する運搬ロボット「サウザー(THOUZER)」がバーコード対応

物流倉庫や工場などの自動化・省力化にロボットが注目されている。東京ビッグサイトで開催の「第2回 ロボデックス」でも自動運搬ロボットや自律移動ロボットは多くの来場が足を止めていた。

自動追従運搬ロボット(冒頭写真右)と自律移動ロボット(右)の両方の機能を持つ「サウザー(THOUZER)」を展示していたのは株式会社Doog。
自動追従運搬ロボット機能は人の後を追従して移動する機能を持ち、最大120kgまでの荷物を運搬することができる。最高速度は7.5km/hで、航続距離は最大20km、一般の物流倉庫の業務なら約8時間、連続稼働することができる。

人を自動追尾する運搬ロボット

人に追従するだけでなく、前のサウザーに追従することで、カルガモ親子のように隊列走行することも可能だ。

同社公式ホームページより

ブースでのデモでは人を追尾するサウザーとライントレースで自律移動するサウザーの2台が稼働していた。展示ブースはそれほど広くないが、その中でコンパクトに方向転換をする様子も確認できた。

自律移動機能はオプションとして用意される。この機能はライントレースによって、人がいなくても自動的に目的地まで走行する。特長のひとつはラインに使うテープは磁気テープなどの特殊なものではなく、一般に販売されている反射テープを使用することができる(レーザーセンサーでラインを検知するしくみ)。ホームセンター等で市販されている反射テープを流用できるので、コストが安く運用や貼り替えも比較的簡単だ。

ライントレースに使用している反射テープ。途中に貼られている画用紙のようなものがバーコード

今回の展示では床に貼られたバーコードを「サウザー」が読み取り、分岐を認識して目的に到着するデモが初めて参考展示されていた。スマートフォンでゴールの番地を指定することでバーコードを読んで自律的にルートを選択して移動する。

既に販売を始めてから2年になり、導入事例としては物流倉庫等でピッキング作業の運搬部分を支援する業務が比較的多いと言う。「サウザー」を導入することでピッキング担当者が運搬できる容量を拡大し、作業の軽減が実現する。また、事故などの防止にも繋がっているとのこと。

サウザーのコントロールパネル。手元に近い高さなので簡単に操作できる

導入コストは1台あたり、概ね300万円前後。システム構築等も不要で、導入後すぐに実稼働できることも大きな特長のひとつとしている。

■【THOUZER】 Target Guided Autonomous Robot PV – 追従運搬ロボット

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ロボスタ編集部
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