Pepperのロボアプリ開発を解りやすく解説する書籍「Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発」シリーズ(ナレッジオンデマンド刊)に新刊が追加になった。新刊のタイトルは「Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 〜Smart at roboから学ぶkintoneクラウド連携とMicrosoft Cognitive Servicesの活用編〜」だ。
Smart at roboはソフトバンクグループであるM-SOLUTIONS株式会社が開発・販売しているロボアプリ関連サービスのひとつ。Pepperを自在に動作設定できる。セリフや動きだけでなく、動画や画像を表示する指定なども可能だ。また、動作や何かを集計した結果をリアルタイムに保存したり、一覧表示やグラフで表示することも可能。
今回の書籍では「Smart at roboでできること」の解説から、kintoneクラウドやMicrosoft Cognitive Serviceを活用したプログラミング手法を学ぶことができる。書籍の価格は1,501円だ。
PepperとSlackの連携活用も具体的に紹介されている
Pepperを翻訳担当ロボットとして活用する方法も紹介
M-SOLUTIONSやソフトバンクロボティクスなどの社員らが執筆を担当している。
関連サイト
Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 ~Smart at roboから学ぶkintoneクラウド連携とMicrosoft Cognitive Servicesの活用編~ (Amazon のリンク)
Pepper最新事例に学ぶロボアプリ開発 ~Smart at roboから学ぶkintoneクラウド連携とMicrosoft Cognitive Servicesの活用編~ (Amazon のリンク)
Amazonでは次のような紹介文が掲載されている。
Pepper動作設定アプリのCMS(コンテンツマネジメントシステム)としてSmart at robo for Pepper(スマートアットロボ フォーペッパー)は現在、企業・店舗・病院・ホテル・旅館などでご利用いただいております。
本書籍は、Smart at robo の基本機能や拡張機能に利用しているエッセンスをわかりやすく解説することを目指しました。
1章では、Smart at robo のサービス説明を、2章ではSmart at roboの管理画面となっているサイボウズのクラウドサービス、kintone(キントーン)との連携について解説します。
Smart at roboの基本機能には、呼びかけ・アンケート・商品紹介があります。呼びかけ機能は、Pepperのセリフやディスプレイに表示する画像、動作、音声認識などの設定が誰でも簡単に行えます。アンケート機能は、お客様の満足度やニーズ調査など簡単なアンケートを採ることが可能です。商品紹介機能は、お客様へ商品やサービスの紹介ができるだけでなく、商品を紹介した回数の分析にも役立ちます。
またkintoneはデータ管理の簡易性と高度なカスタマイズ性が特徴で、データを管理するツールとしてだけでなく、他のシステムの根幹を担うツールとしても活用できます。Smart at robo では、動作設定のしやすさ、Pepper との連携が可能といった点で、コンテンツ管理画面にkintoneを選びました。
3章では、商品紹介やアンケートなどのベースとなるWebviewのタッチ・検出について、4章では、Smart at robo の拡張機能としてSlack を利用した通知連携を解説します。
Webviewとは、Pepperの胸部に取り付けられているディスプレイ画面の表示を示します。Webviewは、Pepperの頭部、手、バンパーなどのセンサーと同じように、タッチすることでALMemoryに信号を送り、プログラム実行のトリガーにできます。
またSmart at robo には、kintoneアプリからSlackのWebhook URLと送信メッセージを取得し通知を行える仕組みがあります。この仕組みを他の機能と連動させると「 音声認識による来客通知」特定のキーワードに反応して、Slackのチャットに来客通知、「商品紹介と連動させ、より詳しい説明員のアテンド」お客様が気になる商品があれば、説明員へ接客依頼の通知などが行えます。
5章では、Microsoft AzureのCognitive API を活用した、音声のテキスト変換や翻訳を、6章では、Smart at robo の多くの事例の中から3 つをピックアップして紹介します。
Cognitive Services のAPIは複数を組み合わせることでさまざまな機能を作成できます。例えば音声ファイル内の発話内容を文字に変換する「Bing Speech API」と文字を別の言語に翻訳する「Translator Text API」を利用すれば容易に翻訳機能を作成できます。ここでは、両方のAPIを利用してPepperに翻訳担当になってもらいます。
最後の事例は、
・大手町さくらクリニック in 豊洲「医療の現場で活躍、診察時間の短縮に貢献! 」
・ホテル南風荘「ご案内までの流れをスムーズに。待ち時間に他の施設のご案内を実施、宣伝効果にも貢献」
・富士ネットシステムズ株式会社「受付や展示会でも大活躍! 」
の3ユーザー様の事例を紹介します。
本書籍は、Smart at robo の基本機能や拡張機能に利用しているエッセンスをわかりやすく解説することを目指しました。
1章では、Smart at robo のサービス説明を、2章ではSmart at roboの管理画面となっているサイボウズのクラウドサービス、kintone(キントーン)との連携について解説します。
Smart at roboの基本機能には、呼びかけ・アンケート・商品紹介があります。呼びかけ機能は、Pepperのセリフやディスプレイに表示する画像、動作、音声認識などの設定が誰でも簡単に行えます。アンケート機能は、お客様の満足度やニーズ調査など簡単なアンケートを採ることが可能です。商品紹介機能は、お客様へ商品やサービスの紹介ができるだけでなく、商品を紹介した回数の分析にも役立ちます。
またkintoneはデータ管理の簡易性と高度なカスタマイズ性が特徴で、データを管理するツールとしてだけでなく、他のシステムの根幹を担うツールとしても活用できます。Smart at robo では、動作設定のしやすさ、Pepper との連携が可能といった点で、コンテンツ管理画面にkintoneを選びました。
3章では、商品紹介やアンケートなどのベースとなるWebviewのタッチ・検出について、4章では、Smart at robo の拡張機能としてSlack を利用した通知連携を解説します。
Webviewとは、Pepperの胸部に取り付けられているディスプレイ画面の表示を示します。Webviewは、Pepperの頭部、手、バンパーなどのセンサーと同じように、タッチすることでALMemoryに信号を送り、プログラム実行のトリガーにできます。
またSmart at robo には、kintoneアプリからSlackのWebhook URLと送信メッセージを取得し通知を行える仕組みがあります。この仕組みを他の機能と連動させると「 音声認識による来客通知」特定のキーワードに反応して、Slackのチャットに来客通知、「商品紹介と連動させ、より詳しい説明員のアテンド」お客様が気になる商品があれば、説明員へ接客依頼の通知などが行えます。
5章では、Microsoft AzureのCognitive API を活用した、音声のテキスト変換や翻訳を、6章では、Smart at robo の多くの事例の中から3 つをピックアップして紹介します。
Cognitive Services のAPIは複数を組み合わせることでさまざまな機能を作成できます。例えば音声ファイル内の発話内容を文字に変換する「Bing Speech API」と文字を別の言語に翻訳する「Translator Text API」を利用すれば容易に翻訳機能を作成できます。ここでは、両方のAPIを利用してPepperに翻訳担当になってもらいます。
最後の事例は、
・大手町さくらクリニック in 豊洲「医療の現場で活躍、診察時間の短縮に貢献! 」
・ホテル南風荘「ご案内までの流れをスムーズに。待ち時間に他の施設のご案内を実施、宣伝効果にも貢献」
・富士ネットシステムズ株式会社「受付や展示会でも大活躍! 」
の3ユーザー様の事例を紹介します。
「最新事例に学ぶ ロボアプリ開発」シリーズは、開発者向け支援書籍として既に5冊が発売され、今回の新刊が6冊目となる。これまでの内容は下記の通りで、B5変形オールカラーで各1,501円(税別)。各巻80〜105ページだ。
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