米国の音声スキル・アプリユーザー分析ツール提供の「Pulse Labs」が250万ドルの資金調達を発表

2018年2月1日、ワシントン州シアトルに本拠を置くPulse Labsがシードラウンドの250万ドル(日本円でおよそ2.74億円)の資金調達を発表した。

このラウンドでAmazonのAlexa Fundも出資を行ってたこともあり、注目が高まっている、


Pulse Labsは、AlexaやGoogle Assistantなどの音声スキル開発者向けにスキル・アプリケーションのユーザーエクスペリエンステストを簡単に行えるツールを提供するスタートアップだ。





特徴的なポイントは、デモグラフィックデータという切り口が使われていることで、様々なユーザーの年齢層や異なる地域に合わせて人間の発言のニュアンスを分析することで、ユーザーに合わせた最適な体験を提供することを目指すという。





今回のファイナンスはAmazonのAlexa Fundだけでなく、TechStars Ventures、Bezos Expedition、Madrona Venture Groupからの調達となっている。


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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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