冷蔵庫内の食材をIoTで管理! 赤く光ったら廃棄へ Alexaとも連携する「Ovie Smarterware」

今回は食材のロスを減らすことを目指すスマートデバイス「Ovie Smarterware」を紹介する。

開発元の米国Ovieによれば、平均的なアメリカ人は家に持ち帰った食品の40%を廃棄し、アメリカ人全体で毎年3,100万ポンドの食糧を無駄にし、家庭のコスト負担だけでなく、貴重な環境資源を無駄にしているという。これらの問題を解決するためにOvieが開発したのが「Ovie Smarterware」だ。



使い方は簡単。スマートタグを食材にセットしてボタンを押す。その際にAmazon Echoに保存したものを伝えるだけで食材の管理が自動的に行われる。



食材に応じた賞味期限の管理が行われる。スマートタグのライトリングの色が赤くなったら賞味期限切れなので廃棄することになる。緑から黄色の状態の間に食材を活用すればいわけだ。



冷蔵庫を開けると3色のLEDで状況がすぐにつかめるのは面白い。もちろんスマートフォンのアプリでも冷蔵庫の中の食材とその状況がわかる。1日1回スマートフォンに状況を通知もしてくれる。



さらに冷蔵庫の中身を踏まえたレシピの提案も可能になっている。

現在Kickstarterでクラウドファンディング中だ。価格はスターターキットで60ドルから。プロジェクトの目標金額は約442万円で、現在187万円が集まっている状況だ。締切は2018年6月21日であと29日ある。成立するのか見守りたい。

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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