ソフトバンクG傘下のARM、日本人創業のトレジャーデータ社を買収 買収額は6億ドルとの報道も

英Arm社は、デバイスからデータまで一貫して管理できるIoTプラットフォームの実現へ向けて、エンタープライズ・データマネジメントのリーダー企業である米Treasure Data社(トレジャーデータ)を買収したことを8月3日、発表した。

トレジャーデータは、2011年に米シリコンバレーで起業した、日本人創業者のビッグデータ分析企業。買収額は非公開だが、米ブルームバーグは買収額を6億ドル(約670億円)と報じている。なお、同社はソフトバンクグループが2016年7月3.3兆円で買収している。


今回の買収におけるトレジャーデータの見解は公式サイト内にて公開している

今回の買収により、IoTデバイスのネットワークから安全にデータを収集し、異なるデータストリームを統合し視覚化を行い、人の振る舞いや行動から導かれるインサイトを獲得する新しいプラットフォーム「Arm Pelion IoT Platform(アーム・ぺリオンIoTプラットフォーム)」を、同日、8月3日から提供開始した。

同社は、同プラットフォームを通じて、半導体や移動体通信事業者(MNO)、チャネル、テクノロジー企業など、さまざまな業界の140社以上のパートナー企業と協業し、強力なパートナー・エコシステムを構築していくとしている。



Arm Pelion IoT Platformについて

同プラットフォームは、1秒あたり200万件ものイベントを処理し、1日あたり数十万のクエリと50兆件のレコードを処理できるトレジャーデータのプラットフォームと、2018年6月に買収したStream Technologiesのデバイス管理サービスを、同社のIoTデバイス管理サービス「Arm Mbed Cloud」に組み合わせることで業界初のエンド・トゥ・エンドのIoTコネクティビティ、デバイス管理およびデータ管理を可能にした。

「Arm Pelion IoT Platform」


Arm Pelion IoT Platformの特徴


•デバイス管理
– セキュアで一貫性のあるIoTデバイスのプロビジョニング、アイデンティティ管理とアクセス管理、あらゆるシステム設定の更新。
•コネクティビティ管理
– eSIMによるセキュアなアイデンティティ識別を含む、あらゆるデバイス、地域、ユースケースに対するワイヤレス・コネクティビティ標準のサポート。
•データ管理
– 個々のデバイスからエンタープライズ規模のビッグデータ、サードパーティのデータまで、信頼できるあらゆるデータを、アプリケーションや使用例にかかわらず分析可能に。

その他、同プラットフォームについての詳細についてはArm公式サイト(英語)にて確認できる。

関連サイト
Arm(英語)
Treasure Date

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部
ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム