【IFA 2018】レノボが家庭用IoTデバイス製品ラインナップ「Lenovo Smart Home Essentials」を発表

2018年8月30日、Lenovoがスマートホーム向けの新ラインナップ「Lenovo Smart Home Essentials」をIFA2018で発表した。いずれの製品もAmazon Alexa、Google Assistantに対応したスマートホームデバイスだ。



Lenovoのプレスリリースによれば、一般的にスマートホームの設定は平均2.5時間かかり、22%はデバイスの設定を諦めて返品してしまうという。また複数メーカーがまたがることで設定はますます面倒なことになってしまうという。この問題をLenovo Linkアプリを使うことでLenovo製品を一括管理できるようにしたことで解決できたという。



また同社のLenovo Smart Displayによる制御ではビジュアルな表示も行われるなど組み合わせて使うとより便利になる工夫がみられる。

以下今回発表されたラインナップを紹介する。


スマートホームデバイス

今回発表されたデバイスは以下3種類。

Lenovo Smart Plug


小型のスマートプラグで、あらゆる家電製品の電源オンオフを行えるようにするもの。
価格は29ドルで2018年11月発売予定となっている。


Lenovo Smart Bulb


スマートライトで、光のオンオフだけでなく、明るさや色温度を調整できるタイプ。複数の電球を同時に制御することもできる。価格は29ドル。2018年11月発売予定となっている。


Lenovo Smart Camera


今注目度の高いセキュリティ用のスマートカメラ。広角HDカメラ、赤外線ナイトビジョン、動き検出センサなどを搭載。本体はマイク、スピーカーも内蔵しており、双方向のオーディを機能を使った様々な使い方ができる。価格は99ドル。2019年Q1に発売予定となっている。


スマートスピーカー・スマートディスプレイ

スマートデバイスを制御する本体は既に紹介している2機種がある。

Lenovo Smart Display

Google Assistant搭載のスマートディスプレイとしてリリースされたもの。8インチモデルが199.99ドル、10インチモデルが249.99ドル。ロボスタでもレビュー済みだ。


Lenovo Smart Assistant

こちらはGoogle Assistant搭載ではなく、Amazon Alexa搭載のスマートスピーカー。価格は99.99ドル。



Source:Lenovo

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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