Alexaスキル向けAmazon Pay、ついに日本解禁 スキルで収益をあげよう

Alexaスキルから商品やサービスが販売できるようになった。

12月2日、アマゾンジャパンは同社のAlexaブログにて、Alexaスキル向けAmazon Payが日本に住む販売事業者及び開発者向けに一般公開されたことを発表した。これにより、シンプルな音声ショッピングフローを使用して、イベントのチケットやフードデリバリーといった商品やサービスを販売することができるようになる。

ユーザーはAlexaスキルで実際の商品やサービスを購入する際に、クレジットカードや配送先住所を入力する必要がない。Amazonアカウントにすでにある情報を使用して、スキル内で実際の商品やサービスの代金を支払うことができ、ユーザー名とパスワードを覚えておく必要もない。

販売事業者がAmazon Payの機能をスキルに導入するためには、まずAmazon Payへの登録を行い、次にセラーセントラルでAmazon PayアカウントをAlexaスキルにリンクするだけ。既存のCRMや注文管理ソリューションと統合することができるため、現在の販売プロセス内で販売を管理可能だ。

米国では今年5月に既に先行してリリースされており、日本においても今年7月に発表された日本赤十字社のスキルにおいてAmazon Payを利用できるようになっていた。同機能が一般向けにも公開されたということである。

既に日本国内でもAmazon Pay対応のAlexaスキルは複数開発されている。

同ブログでは、ワインを購入できるスキル「京橋ワイン」や、全国約2,000施設のレジャーチケットをお得に購入できる「JTBおでかけチケット」、ピザや中華のデリバリーを発注できる「出前館」 など、7つのスキルが例として挙げられている。

Alexaスキルで収益をあげる方法としてはこの他にも、ユーザーエンゲージメントが高いスキルにリワードが支払われる「Alexa開発者リワードプログラム」がある。


Source:Alexaブログ

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