明日から始まる「DOCOMO Open House 2018」に事前潜入! トヨタのヒューマノイドやロボスタロボも展示

明日12月6日から2日間に渡って東京ビッグサイトで開催されるドコモの「DOCOMO Open House 2018」。次世代移動通信「5G」を軸に、AIやIoTなど、幅広いカテゴリーのNTTドコモの最新テクノロジーが展示されている展示会です。

今回はロボスタが開発したロボット「ロボスタロボ1号」も展示中。本日はプレスデーということで、事前に潜入してきましたので、一部の展示をご紹介していきます!



トヨタの人型遠隔操作ロボット「T-HR3」


昨年の国際ロボット展でも大きな話題を呼んだ「T-HR3」は、遠隔操作が可能なヒューマノイドロボットです。会場内の「5G Experience」ゾーンに展示されており、5Gを活用した遠隔操作のデモを行なっています。



東京スカイツリーから遠隔操作をしている様子をモニターで見ることができます。

オープン前日のため調整中。ロボットよりもむしろモニターの映像が遅延したり、途切れたりしていた。

このぬるぬるとした動きの秘密は、トルクサーボ技術にあります。トヨタは日本電産コパル電子株式会社との共同開発により、好感度、高剛性の「Cr-N薄膜トルクセンサ」の開発に成功。「モータ」や「減速機」と合わせてコンパクトに一体化したトルクサーボモジュールがマスター操縦システムとT-HR3の各関節に配置されています。


T-HR3は、身長154cm、重さ75kg。可動部は32関節+10指。

T-HR3以外の遠隔操作ロボットでも、遠隔操作者とトルクを共有して触覚をフィードバックできるものはありますが、T-HR3は「ロボットの腕」に加わった力も操作者にフィードバックされるようになっています。遠隔操作者はヘッドマウントディスプレイで現地の様子は把握しているものの、作業中に腕が何かにぶつかってしまうことも。それが操作者にフィードバックされることで、作業中に安全を確保することができます。



家事や介護などの身近な作業から、建設作業や災害地・宇宙での極限作業など、様々な分野での活用が目指されています。

昨年の国際ロボット展ではステージ上のロボットを多くの人が囲んでいて、じっくり見ることはできませんでしたが、今回は近づいて見ることもできます。ぜひ会場で。


ガイドロボット「ZUKKU」はビッグサイズも


会場の至る所でハタプロのガイドロボット「ZUKKU(ズック)」を見かけました。ZUKKUは身長10cm程度の手のひらサイズのロボット・・・かと思いきや、



会場にはその3倍くらいのサイズのZUKKUの姿も。初見でしたがこのサイズは受付用としては良さそうです。


教育用ロボット「embot」もビッグサイズに


ダンボールを組み立てて作るプログラミング教育用ロボット「embot」も展示されていました。iPadなどでプログラミングすることができ、「ドリル」に挑戦することでプログラミングスキルを高めることができます。

4,800円(税抜き、送料別)と価格も安くおすすめです。NTTドコモのR&D・法人営業・お客が連携して課題解決を図るプロジェクト「TOPGUN」によって開発されました。



ちなみに、embotも巨大バージョンが会場に展示されていました。巨大にするのが流行りかな。


在宅医療用対話ロボット「anco」


MJIのタピアをベースに、在宅医療に特化して展開されている「anco」。対話の中でおじいちゃんおばあちゃんの健康状態を把握し、何かあればすぐに株式会社ワーコンが運営する「みまもりセンター」に繋がるというみまもりサービスをメイン機能にしたロボットです。遠方に一人暮らしをしている家族がいる場合にも安心。ドコモAIエージェントAPIを活用して対話部分が開発されています。


モニタ型案内ロボット「モニー」


モニーは、下部にタイヤがついた移動可能なモニタ型案内ロボットです。サイネージのように広告を出したり、地図を出したりできるだけでなく、写真のようなキャラクターを表示して対話をすることができます。対話部分にAIエージェント基盤が活用されています。遠隔操作により在宅で店舗内の案内などをすることもできます。



声でチケット購入


新幹線の切符を購入する際、何度もボタンを選択しないといけなくて、大変な思いをしている人も多いはず。そこで開発されたのが「声で購入できる券売機」です。こちらはイーフローがAIエージェントを活用して開発しました。

声で「明日の15時に静岡から東京までの新幹線。自由席で、窓際の席を大人1名」と伝えることで、適したチケットが選択されるというものでした。まだまだ音声認識やUIの改良が必要そうではありましたが、今後必要とされる機能かもしれません。



音声対話開発キット「codama」


codamaは、XMOS Ltdのボイス・プロセッサーとボイス・テクノロジーを採用して、NTTドコモとユカイ工学が共同開発したRaspberry Pi用マイクアレイ拡張ボード。これを搭載することで、音源方位が検出できてノイズ低減ができる他、自由なウェイクワードを作ることができます。例えば、Amazon Echoであればウェイクワードの「Alexa」と声をかけることで音声認識が開始されますが、codamaを使えばこのウェイクワードをWEB上から設定して、数回決めたウェイクワードで話しかけることで認識率を高くすることができるのです。

ロボットやスマートスピーカーをまず自作してみたいという方におすすめですね。価格は1万5千円(税別)です。


ロボスタロボ1号


最後に、ロボスタロボ1号のご紹介。ロボスタロボ1号は、ドコモAIエージェントAPIで開発された「ロボスタトーク」を搭載したこの世にたった一体のロボットです。今回のイベントに合わせて急ピッチで開発されました。



外装は鉄板です。ニュースの読み上げや天気予報の読み上げにも対応していますので、ブースでぜひ話しかけてみてください。あくまで1号なので、今後の進化にも期待してくださいね。



ということで、色々とご紹介してきましたが、まだまだ紹介しきれていないものもたくさんあります。明日以降もフォトレポートなどで会場の様子をお伝えしていきますので、そちらもお楽しみに!

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望月 亮輔
望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。ロボスタ編集長・ロボットスタート株式会社取締役。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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