産総研グループとAIST Solutionsが連携、社会課題解決に挑むDeep Techスタートアップ支援プログラム始動

株式会社AIST Solutions(アイストソリューションズ)は、革新的な技術を有するDeep Techスタートアップとの共創を目指し、2025年7月7日より「AISolアクセラレーションプログラム」参加企業の募集を開始した。本プログラムでは、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)グループおよびAIST Solutionsが持つ技術アセットとPoCパートナーの融合により、新たな事業価値の創出を目指す。

AIST Solutionsは、産総研が「社会課題解決と産業競争力強化」を目指し、研究成果の社会実装に向けた体制と活動を強化するため、産総研の100%出資により2023年4月1日に設立した企業。


1つ目の募集テーマは労働力不足の解決

今回募集対象となるのは、2テーマに関連する社会課題の解決に取り組むDeep Techスタートアップだ。1つ目のテーマは、「技術の力で労働力不足を解決し持続可能な社会を実現」である。日本における労働力不足の解消と、高齢化社会においても持続可能な社会の実現を目指すスタートアップ企業を募集する。

産総研グループとの共同研究や先進的なサービス開発を通じて、新たな価値創出を図る。たとえば、転倒防止ロボットの開発やAIによる土石流検知センサーシステムといった内容を想定している。


2つ目の募集テーマはデジタル技術を活用した産業成長

2つ目のテーマは、「デジタル技術を活用した日本の産業成長」だ。デジタル技術の活用による日本の産業の生産性向上に取り組むスタートアップを対象とし、産総研グループとの連携によるデジタルプラットフォーム開発や共同研究の座組を構築する。

取り組みのイメージとしては、生産性の持続的向上と人の負担軽減を両立するデジタルツインを開発や、ロボットなどの自律的な作業を実現するAI技術の開発などが挙げられている。


募集概要

募集期間:
2025年7月7日(月曜)〜2025年8月5日(火曜)
実施期間:
2025年10月~2026年3月応募方法
公募サイトよりエントリー

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ロボスタ

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