SONOSがAI音声アシスタント搭載のハイエンドヘッドホンを計画中。来年発売で300ドル?
ハイエンドなスマートスピーカーを製造する米国SONOSが現在ハイエンドヘッドホンを開発中だという。2019年1月24日、Bloombergが報じた。
今までのSONOSのラインナップはスマートスピーカー、大型ホームスピーカー、サウンドバー、サブウーファーだった。このラインナップにヘッドホンが加わるのは自然な流れではある。SONOSは株主向けの報告で、音楽のリスニングは半分は家庭外で行われておりこの領域を取り組むことを計画していると語っている。
Bloombergによれば開発は初期段階で発売は来年中を予定、ハイエンドなヘッドホンで300ドル以上の価格帯がターゲットだという。最近のSONOSの動きは音質追求と、複数の音楽サービスとAI音声アシスタントの搭載にフォーカスしている。この点が他社との差別化要素になると考えられる。もちろんBOSEやソニーなどもノイズキャンセリング技術を搭載したスマートヘッドホン製品を多数リリースしている激戦区のため、SONOSのヘッドホンがどこまで受け入れられるのかは未知数ではある。
Sonos your head. Introducing PLAY:1 headphones. pic.twitter.com/GzMW1xKxcp
— Sonos (@Sonos) 2015年4月1日
こちらは2015年にSONOSがエイプリルフールネタとして公開した画像。この頃からヘッドホンについて考えていたことが伺える。もちろんこれはネタなのでこんな形にはならないはずだが、興味深い画像ではある。
Source:Bloomberg
ロボスタ / SONOS
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。