アスラテックと浜野製作所、遠隔操作可能な「三軸トング」を共同開発 2019年中に20万円で発売へ

アスラテック株式会社と株式会社浜野製作所は、遠隔作業装置「三軸トング」を共同開発したことを発表した。

この三軸トングは、「トングの延長」というコンセプトの下で開発したロボットアームシステム。力覚をフィードバックすることができるマスタースレーブシステム(バイラテラル)により、手の届かない場所での多彩な作業が可能になる。

モーターのトルクに対して構造自体の耐久性が高いことが特長。一般的にロボット開発では、外からかかる衝撃を考慮して剛性やモーターを選定する必要があるが、三軸トングは安価で弱いモーターを採用しながらも、独自のトルクリミット装置により外部からの衝撃を逃がしながら作業を続けることができる。


専用コントローラから制御可能(Photo:アスラテック株式会社)

外装デザインは、オチュア株式会社が手掛けた(Photo:アスラテック株式会社)

三軸トングは、垂直多関節型で3自由度(ハンド部を含まず)、把持重量は100g。

三軸トングの開発において、浜野製作所は主にハードウエアの機構設計・開発を、アスラテックは主に製品企画やソフトウエアの開発などを担当した。

浜野製作所は試作開発や量産化サポートに定評があり、その知見により三軸トング独自の機構設計・軽量化・低価格化が実現されている。一方のアスラテックは、さまざまなロボットに採用されている制御システム「V-Sido」(ブシドー)を開発するなどロボット制御技術に定評がある会社だ。今回の三軸トングにもV-Sidoが採用されている。

今回発表された三軸トングの数量限定 先行リファレンスモデルは、2019年中にアスラテックより販売される予定。予価は198,000円(税別)。

三軸トングは、先日アスラテックが発表した協働ロボットの遠隔操作デモと共に、2019年2月19~22日に東京ビッグサイトで開催される、ホスピタリティとフードサービスの商談専門展示会「HCJ2019」のRobiZyブース(ブース番号:7-D27)で展示される予定だ。

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ロボスタ編集部
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