温度によって色が変わるIoT温度シール「PSC」を使って日本酒を品質管理 つくば市が「Society 5.0」支援事業で海外輸送等の実証実験

つくば市は、AI、IoTなどの先端技術を使った実証実験を支援する「つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業」において、稲葉酒造の協力のもと、プリンタブルセンサーコード技術研究組合が開発したプリンタブルセンサーコード(PSC)シールを貼付した日本酒の海外輸送等における品質管理の実証実験を発表した。

「Society 5.0」(ソサエティー5.0)とは、サイバー空間と現実社会が高度に融合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組のことで、内閣府などが中心になって提唱している未来社会のコンセプト。「超スマート社会」は、必要なもの・サービスを必要な時に受けることができ、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な制約を乗り越え、快適に暮らすことのできる社会をさす。

「つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業」は、Society 5.0を全国の企業および研究機関、教育機関等の新技術(例、IoT、AI、ビッグデータ解析、ロボット等)の社会実装に向けた実証実験を支援し、つくばのフィールドを活用して具現化を目指す取組み。


実証実験の内容

今回の実証実験では、PSCシールと呼ばれる温度で色が変わる感温インクを使って印刷されたカラーコードシールを日本酒のボトル及びケースに貼付。美酒堂からシンガポールのレストラン「BAM! Restaurant」(冒頭の写真)へ輸送を行い、PSCの精度、耐久性、リーダーの性能評価が行なわれる。

PSCシールは運搬する商品に貼付し、スマートフォンアプリでコードを読み込むと貼付した温度データの取得が行え、商品個別の温度モニタリングが可能になるカラーコードシール。輸送中に所定以上の温度となった場合にコードの色が変化するため、適正な温度管理が行われていたかを確認することができ、国内や海外へ品質が保証された商品を届けることができる。

実証実験は3月1日に、稲葉酒造での輸送用日本酒の発送作業が開始され、3月8日(金)にシンガポールのレストランでの商品受取が行われる。

関連サイト
BAM! Restaurant

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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