TEPIA 先端技術館(東京青山)は、3月23日〜4月7日の春休み期間、小中学生を対象としたプログラミングや電子工作などのワークショップを実施することを発表した。
ワークショップでは、人感センサーを使ったLEDライトの工作、ペットボトルや牛乳パックを利用して風力発電機を作るイベントなどがある。講師には栃木工業高校、蔵前工業会、お茶の水女子大学の学生などが参加する。各ワークショップは1日のみの開催で、午前、午後にわけて行われる。
イベントに申し込むには、メールアドレス「event@tepia.jp」に各記載事項を記入して応募する。応募者が多数の場合は抽選となり、当選者には開催日の1週間前までにメール連絡が送られる。
3/26 『Myカラオケスピーカーを作ろう!』
このイベントは、ボーカルの声を消すことができる不思議なスピーカーを作ってみようというもの。講師は、TEPIA丹治主任研究員、当日はハンダごてを使用。日程は、3月26日(火)の12時30分〜16時に行われる。参加費は500円。
3/28『ロボットプログラミング講座 スカイベリー・カーゴでGO!』
「スカイベリーカーゴ」は、栃木県立栃木工業高等学校が企画・開発したこどもパソコン 「スカイベリージャム」を搭載したプログラミング専用ロボットカー。BASIC(ベーシック)というプログラミングで簡単にコントロールすることが可能で、当日はこのロボットカーを使って、ロボットプログラミングに挑戦する。
3/29 『iPadとLEGOロボットでプログラミングをしてみよう!』
このイベントでは、子どもや女子中高生に、理系科目の楽しさを伝える活動を行う、お茶の水女子大学の学生による団体「おちゃっこLab.」を講師に迎えてiPadを使ってプログラミングをし、LEGOロボットを動かす。イベントは、小学3〜6年生が10:30~11:30に行われ、中学生は14時からとなる。
4/2 『人を感じる不思議なセンサーを使った「ドキドキ ライト」を作ろう!!』
ここでは、人感センサーを使ったLEDライトの工作が行われ、人が来ると動作する来客センサー等のプログラム作りに挑戦する。時間は、3回に分けられ、10時30分~11時40分、13時~14時10分、15時~16時10分となり、参加費は無料。
4/4 『ロボコンに出場できるロボット 体験教室~TEPIA JUMP~』
ロボコンに出場できるロボット体験教室では、「ロボレーブ」という大会に出場することが可能なオリジナルロボットを使用して、ロボットを動かすプログラミングに挑戦。講師には、昨年11月までTEPIAの助成を受けてプログラミング教育用ロボット及びカリキュラムの開発を行っていた灘中学・高等学校TEPIA JUMP!!助成チームが担当。
4/5 『風力発電機を作ろう』
4月5日(金)に行われるイベントでは、東京工業大学卒業生の集まりである蔵前工業会が結成したボランティアグループと一緒に、ペットボトルや牛乳パックを利用して、風力発電機を制作。モーターで発電した電気を蓄電池に貯め、LEDを点灯させ、さらにモーターを回し、発電機やモーターの仕組み、再生可能エネルギーの大切さを学ぶことができる。
また、イベント期間は、常設展示や体験エリアのリニューアルが行われ、たった一枚の板で空中映像を実現する、最新のナノテクノロジーや、翼が飛行性能に与える影響を学べるシミュレーションアプリ、「TEPIAロボットグランプリ2018」参加チームのオリジナルロボットの展示が行われる。
TEPIA 先端技術館は、東京メトロ銀座線「外苑前」駅3番出口徒歩4分の場所にあり、入場料は無料。イベントの詳細は、以下のサイトで確認できる。
TEPIA 先端技術館 イベントページ
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。