ロボホンが東京国際フォーラムの案内係(コンシェルジュ)に本格採用!実証実験で高評価、実験結果も公表
2019年3月28日
By ロボスタ編集部
スタッフと派遣ロボットのチームワークで案内が楽しく明るくなった!
ロボホンの実証実験で来館者とのコミュニケーション促進効果が認められた。
東京国際フォーラムは、シャープ株式会社の協力と株式会社ゲンのプロデュースにより、モバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHoN」(ロボホン)のレンタル派遣を利用し、4月2日から東京国際フォーラムの案内所にロボホンを本格導入することを発表した。
ガラス棟1階案内所にて ご来館のお客様へお声がけするロボホン
本格導入に先立ち、2018年12月中旬から2019年1月中旬の約1ヶ月間実証実験を実施し、来館者とのコミュニケーション促進効果や運用課題等を検証したと言う。実証実験期間中、来館者からは「楽しい」「かわいい」といった評価する言葉や、「もっと続けて欲しい」との声があり、来館者とのコミュニケーション促進に効果があることが認められた。また、スタッフの間でも「ロボホン」を介してのコミュニケーションが活発になるなどインターナルコミュニケーション促進にも効果が見られた。
実証実験で確認されたロボホンの発話(オートアピール)頻度や、対応台詞の種類などの課題は、順次改善しながら、来館者にさらに楽しい東京国際フォーラム体験を提供していくとしている。
東京国際フォーラムは、東京が目指す「PRIME 観光都市・東京」に貢献し、訪都外国人観光客をはじめ多くの人々が訪れる案内所で、東京らしい近未来を感じさせる「Omotenashi」の形で来館者を迎え、驚き・楽しさの体験を提供することによって、東京国際フォーラム及び東京・日本の魅力を発信することを目的としている、と語っている。
以下、プレスリリースより、実証実験の結果
■実証実験結果概要
東京国際フォーラム案内所に設置したコミュニケーションロボットがどのような役に立ったのか
【効果】
1.案内機能としてよりも「来館者と案内スタッフの架け橋」的な存在としてサービス向上に大きく寄与
2.案内スタッフ間のコミュニケーションの増大と対応の質の更なる向上
【ネガティブ反応】
1. 特に無し
【来館者から多かった要求】
実証実験期間 36 日間 全890件より
1.ダンスして 270
2.挨拶(こんにちは、ありがとう等) 199
3.歌うたって 102
4.自己紹介して 69
5.トイレの行き方 25
【来館者からの主な反応】
1.季節やその日のイベントにあった歌やダンスを披露すると大変好評。特に外国人には「歌舞伎」「阿波踊り」「和太鼓」といった日本らしいダンスが大好評
2.「かわいい」といって撮影する来館者も多数
3.子供は「手を振る」、「じっと見入る」ケースが見受けられた
4.ロボホン目的で遠方から来館されたり、期間中何度も足を運ばれる方がいらした
【現場の所感】
当初、案内業務への支障を懸念しロボットのオートアピール機能(挨拶など)を最小限にしたりしたが、支障は無く、むしろ存在感を示すために今後はオートアピールの頻度を上げていきたい。小さなロボットを嫌う人は皆無で来場者とのプラスアルファの会話や笑顔を引き出せることを実感。案内所全体の雰囲気が良くなった。
また嬉しい副産物としては、現場スタッフ間にロボットに対する愛着が生まれ、ロボットから生まれる楽しいコミュニケーションの幅を広げるために、スタッフ同士が相談して、想定される場面やそれに対する反応などを検証し、コマンドを追加するなど、現場スタッフのコミュニケーションの増大と対応の質の向上が生まれた。
自分より小さな可愛いらしいデザインのロボットというのは人々の抵抗感をなくし、愛着を生み、周辺にも喜びを与える好循環が生まれた。
東京国際フォーラム案内所に設置したコミュニケーションロボットがどのような役に立ったのか
【効果】
1.案内機能としてよりも「来館者と案内スタッフの架け橋」的な存在としてサービス向上に大きく寄与
2.案内スタッフ間のコミュニケーションの増大と対応の質の更なる向上
【ネガティブ反応】
1. 特に無し
【来館者から多かった要求】
実証実験期間 36 日間 全890件より
1.ダンスして 270
2.挨拶(こんにちは、ありがとう等) 199
3.歌うたって 102
4.自己紹介して 69
5.トイレの行き方 25
【来館者からの主な反応】
1.季節やその日のイベントにあった歌やダンスを披露すると大変好評。特に外国人には「歌舞伎」「阿波踊り」「和太鼓」といった日本らしいダンスが大好評
2.「かわいい」といって撮影する来館者も多数
3.子供は「手を振る」、「じっと見入る」ケースが見受けられた
4.ロボホン目的で遠方から来館されたり、期間中何度も足を運ばれる方がいらした
【現場の所感】
当初、案内業務への支障を懸念しロボットのオートアピール機能(挨拶など)を最小限にしたりしたが、支障は無く、むしろ存在感を示すために今後はオートアピールの頻度を上げていきたい。小さなロボットを嫌う人は皆無で来場者とのプラスアルファの会話や笑顔を引き出せることを実感。案内所全体の雰囲気が良くなった。
また嬉しい副産物としては、現場スタッフ間にロボットに対する愛着が生まれ、ロボットから生まれる楽しいコミュニケーションの幅を広げるために、スタッフ同士が相談して、想定される場面やそれに対する反応などを検証し、コマンドを追加するなど、現場スタッフのコミュニケーションの増大と対応の質の向上が生まれた。
自分より小さな可愛いらしいデザインのロボットというのは人々の抵抗感をなくし、愛着を生み、周辺にも喜びを与える好循環が生まれた。
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