【Re:MARS】アマゾンが複数スキルを駆使して自然な会話を実現する「Alexa Cross-Skill Conversations」を発表

2019年6月5日、Amazon主催のカンファレンス「re:MARS」の基調講演でAlexaのヘッドサイエンティストを務めるRohit PrasadがAlexaの新機能「Alexa Cross-Skill Conversations」を発表した。

現在ユーザーとAlexaとの会話は、一般的に「Alexa、天気はどう?」などの1つの機能の指示が基本で、より複雑なタスクを指示するためには何度もやり取りが必要になる。例えば、家族で映画を見に行きたいと思った場合、特定の映画を上映している映画館リストを探して、その近くにあるレストランを見つけて、映画のチケットを購入して、レストランを予約して、場合によっては配車手配を行う必要がある。時間、人数、場所などの情報をスキルごとに何度も指定するのは面倒だ。

今回の新しいAlexaの機能は、これらの面倒さをAlexa側が吸収して、人間がよりAlexaと自然に会話できるようにすべく、スキル間のシームレスな移行を可能にする技術だ。


re:MARSでは夜のお出かけの体験として、Alexaがコンテキストを維持しながらスキルからスキルに移行する様子がデモンストレーション動画が公開された。対話のベクトルからユーザーの真の目標を予測し、スキルを超えた自然な会話の流れを積極的に行う仕組みが実装されているという。

この機能は今後数ヶ月のうち米国からリリースされる。日本での早期リリースも期待したい。



Source:Alexa Blog



ABOUT THE AUTHOR / 

中橋 義博
中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

PR

連載・コラム