「スマートミラー2045」とユニキャストの「企業受付 for Sota」が連携 会話ロボットとラージサイズのタッチパネル機器で生産性を向上

株式会社ジーエルシーは、同社が提供する等身大の姿を映し出せるラージサイズのタッチパネルデバイス「スマートミラー2045」と、コミュニケーションロボット「Sota」を活用してユニキャストが提供する受付サービス「企業受付 for Sota」を連携させ、本日よりサービス提供を開始したことを発表した。


今回の連携で「スマートミラー2045」での案内が可能

「スマートミラー2045」は、AndroidOSを標準搭載し、好きなアプリをインストールして使用できる「ラージサイズ」のタッチパネルディスプレイ。等身大の姿を映し出せるのでミラーのように使用できる。店舗・オフィス・街中で、これまでの鏡やディスプレイの代わりとなり、新たな体験を生み出す。現在、企業の受付、家電量販店、デジタル広告・メイク・ファッション・フィットネス・ゲーム等のシーンに導入されている。





活用シーン

「企業受付 for Sota」は、「働き方を受付から変える」をコンセプトに、コミュニケーションロボット「Sota」がスタッフの代わりにお客の応対を行うサービス。Sotaはお客の用件を伺い、担当者へ通知することや、担当者からの伝言をお客に伝えることができる。



これまでは「Sota」がお客を見つけて挨拶し、タブレット端末で用件を選ぶように促していたが、今回の連携によりタブレット端末と比較し大きな等身大サイズのタッチパネルデバイス「スマートミラー2045」での案内が可能となり、ユーザーの利便性が向上。人手不足や働き方改革が進む中、両社にてロボットやIT化による企業の生産性向上をサポートしていく。


「企業受付 for Sota」のできること

来客対応
「Sota」がお客を見つけて挨拶をし、タブレットで用件を選ぶように促す。顔認識機能によりお客が誰なのかを識別し、伺った用件を担当者へ伝える。担当者は「Sota」を介して、「すぐに参ります」「お入りください」といった伝言を伝えることができるため、お客を待たせない。

スタッフに通知
「Sota」がお客の用件を担当者のスマートフォンやPCに伝える。担当者は、アプリやWebの操作画面を使って「Sota」に伝言を頼んだり、都合の悪い場合には、周囲のスタッフに対応を依頼することができる。

来訪履歴管理
お客の来訪目的や応対内容の履歴はすべてクラウド上に保存され、いつでも確認することができる。例えば、外出先で自身が担当しているお客が来社した場合でも、来訪履歴から気付くことでフォローの電話ができる。


「企業受付 for Sota」が解決する課題

スタッフの生産性向上
一度作業が中断されると、元の作業を再開するまでに平均で23分15秒かかると言われている(ビジネス誌「Fast Company」の紹介研究より)。そのため、1日10回の来客で受付対応したスタッフは、年間1,120時間の作業時間のロスをしていることになる。同サービスを活用して、お客と担当者をロボットが直接つなぐことで、受付対応していたスタッフは本来の業務に集中でき、結果として社内の生産性が向上する。



来訪管理のセキュリティ向上
企業のセキュリティ向上が求められる中、個人情報が含まれる来訪履歴の管理は重要になる。受付に手書きの受付表を置きっぱなしで、誰が来訪しているか、外部の方に情報が筒抜けになっていないだろうか? 同サービスは、ロボットを通して来訪履歴を自動で取得。セキュアなクラウドサーバにデータが蓄積されるので安心。また、お客やスタッフが面倒な入力作業をする必要は一切ない。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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