トヨタ自動車のリハビリ支援ロボットに人間の骨格を検出する人工知能エンジン「VisionPose」採用

株式会社ネクストシステムは人間の骨格を検出する同社独自開発の人工知能エンジン「VisionPose」を、トヨタ自動車が開発した脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォークWW-2000」に提供したことを発表した。

「VisionPose」は、ウェルウォークWW-2000において患者の姿勢が正しい位置にあるかどうか確認する用途に採用された。患者の歩行状態をリアルタイムに検出することで、ウェルウォークWW-2000の新機能である歩行分析ガイド機能やゲーム機能の実現に寄与した。




リハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-2000」とは?

「ウェルウォークWW-2000」は、患者に合わせた難易度の調整や歩行状態のフィードバック機能など運動学習理論にもとづく様々なリハビリテーション支援機能と、簡単装着やタッチパネルでの一括操作などシンプルな構造と機能による臨床現場での使いやすさを兼ね備えたリハビリテーション支援ロボット。



2017年に発表した初代ウェルウォークWW-1000からの進化点として、患者に継続してリハビリテーションに取り組んでもらえるようモチベーション維持を支援するゲーム機能や、異常歩行改善のためアシスト設定のどこを変更したらよいかなどの情報をリアルタイムで提示する歩行分析ガイド機能を新たに搭載している。

また、患者の歩行状態の判断や改善策の検討をウェルウォークWW-2000がサポートすることで、療法士の業務負担を軽減しながら患者様により効率的な歩行練習を提供することが可能となった。


■製品概要
一般的名称: 能動型展伸・屈伸回転運動装置
販売名: ウェルウォークWW-2000(医療機器認証番号:301AFBZX00046000)
価格(税別): 本体 2,350万円(沖縄は2,450万円)<メーカー希望>
メンテナンス契約 月5万円×60ヶ月(2年目以降)


AI骨格検出エンジン「VisionPose(ビジョンポーズ)」とは?

「VisionPose」は、カメラ映像や画像・動画ファイルから人間の骨格情報を検出できる同社独自開発の人工知能エンジン。高精度な骨格検出が可能な「Standard」、カメラ1つで3D座標での骨格検出を実現する「Single3D」、開発が不要でより手軽な研究開発用骨格検出プラットフォーム「Nano」の3つを利用用途に合わせて展開している。


VisionPose(ビジョンポーズ)1

またSDKとしてはWindows(C#,C++,Unity)、Linux、iOSと幅広いプラットフォームに対応しており、発売から約1年でシリーズ累計100社を超える企業に導入されている。(2020年1月7日 同社調べ)


VisionPose(ビジョンポーズ)2

ディープラーニングを利用した骨格解析技術はさまざまな分野で活用が拡大されている。同社はこれらの基幹技術の1つとして、今後社会に貢献していきたいと考えている。

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山田 航也
山田 航也

横浜出身、1998年生まれの20歳。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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