関通が自律走行ロボット「Syrius」(シリウス)を導入 倉庫管理システムと連携 作業者の歩数削減とミス軽減、生産性向上を見込む

株式会社関通は、兵庫県尼崎市のロジポート尼崎内にある「関西主管センター」と埼玉県和光市内にある「東京第一物流センター」の2拠点にて、シリウスジャパンが提供する自律走行ロボット「Syrius」(シリウス)を導入したことを発表した。(上の画像は東京第一物流センターに納入されたSyrius)

名称:関西主管センター
所在地:兵庫県尼崎市扇町20番地
延床面積:14,700坪

名称:東京主管センター
所在地:埼玉県和光市新倉5-1-63
延床面積:3,400坪

Syriusはピッキング作業の支援を行う自律走行ロボット(Autonomous Mobile Robot)。自ら撮影した画像をAIが解析して位置データを認識し、複数のロボットが倉庫内で直接通信を行い、動きを決めることにより指令を出す上位の情報システムが不要。既存倉庫にも導入しやすいことが特徴。

関通では商品をピッキングして運ぶといった作業に、Syriusを加え商品を自動で運ばせることで、作業者の歩数削減と生産性向上を見込んでいる。

今後は関通が自社で開発・販売を行っている倉庫管理システム「クラウドトーマス」との連携を計画している。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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